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   「百寺巡礼」の第75番は光悦寺です。江戸時代の一級の文化人である本阿弥光悦ゆかりの光悦寺は、京都市北区鷹ヶ峰にある日蓮宗の寺院です。光悦は1615年徳川家康から鷹ヶ峯の地を与えられ、一族縁者や工芸職人とともに工芸集落を営み、また本阿弥家の先祖供養のため法華題目堂を建てました。光悦は家業である刀剣の鑑定、研磨のほかに青蓮院流の書道は寛永三筆の一人といわれ、蒔絵,楽焼にも秀でていました。また,古田織部や織田有楽斎に茶道の教えを受け、千宗旦とも深く交わって茶道の奥義を極めました。 
  最初の写真は山門です。次は石畳とその両側の苔が美しい参道です。次は茅葺の鐘楼です。次はその先にある本堂で、本尊は十界曼荼羅です。次は光悦の木造をおさめる光悦堂をもつ三巴亭で、庭の紅葉が早くも色付いていました。 次は1915年に復興した、光悦が晩年を過ごしたとされる大虚庵です。次は、その大虚庵前にめぐらされている「光悦垣」と呼ばれる竹垣で、鷹峰三山を背景にゆるやかな孤を描き、牛の寝た姿に似ているところから「臥牛垣」とも呼ばれています。次はもと法華題目堂の了寂軒です。次はそこから鷹峰三山が全て見渡せる本阿弥庵です。ほかに徳友庵、騎牛庵、翹秀軒(ぎょうしゅうけん)の合計7つの茶室が境内に散在しています。また毎年11月10日から13日の4日間は光悦忌茶会が行われています。(2007年9/09撮影)