小室直樹先生の最後の遺作のご紹介~「信長‐近代日本の曙と資本主義の精神」~ | 生き抜く哲学を身につけよ!晴耕雨読のどぅんくん! 

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311は深く心に大きな印を付けました。自分や家族、愛する人達を守るに自らが立ち上がるしかありません。歴史に学び、自然現象に感応し、危機に対する自分の感性を磨いて行く。これからの世の中は福沢諭吉がキーワード。自立自尊を、国に頼らず国を助ける精神を。

これは小室先生が最後に上市した書籍になりますが、平成の初めのころに一度、

「信長の呪い」という題名で出版されている物を増補版という形で加筆したものです。

僕はこの旧版である「信長の呪い」を持っていました。


言わずとも知れずかな、信長は日本の歴史の中でも稀有な存在です。


織田信長のエピソードはとにかく事欠かないですよね。


うつけものと呼ばれた青年期、桶狭間の戦い、天下布武、楽市楽座


比叡山の焼き打ち、長篠の戦いなどなど。


でもこれらの結果は全て一貫した行動形式の結果だと小室先生は言います。


即ち、日本は信長を通じて近代資本主義を獲得した!


即ち、目的合理性の追求!


武田信玄と上杉謙信が川中島で不毛な戦いに明け暮れていようがいまいが


そのような面子にこだわる戦いはしないのです。信長は!


ちなみに日本人で信長ほど、クラウゼヴィッツが言う所の戦争目的の達成に


主眼を置いた人物もいないのではないでしょうか?



そしてこの本をもって小室先生が絶筆してしまったことは本当に残念でなりません。

信長 ー近代日本の曙と資本主義の精神ー/小室 直樹
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