今回の著者は毎度ご紹介している
渡部昇一さんと船井幸雄さんです。
偉大な学者とコンサルティング会社を世界で初めて上場した創業者の
異色のコラボです。
二人の結論は国家も企業もその繁栄の如何はトップによって決まるです。
二人はトップたるもの命がけで取り組むことができるかに
かかっていると言います。
その上で渡部さんは運がいい人が成功のカギだと言います。
それはけして逃げではなく常に最前線にいる上での事だと言います。
日露戦争のクライマックス日本海海戦における東郷平八郎と
太平洋戦争におけるミッドウェー海戦における山本五十六との
違いだと言います。リーダーの覚悟が戦争の勝敗も左右するのでしょうかね。
一方、船井さんは全て責任を負った上で
他者に任す事が出来る人だと言います。これは本当に経営者の
視点でしょうね。場合によっては自分より出来ない人に仕事を任せることが
出来なければ結果的にその組織は発展していきません。
(頭では理解していますが、中々難しい問題です。)
そして何より問題となるのは創業ではなく
その組織が継続できるかがいかに難しいか
その為の方法論がまさに帝王学ではないでしょうか。
いかに集団が生き残っていくかは最終的には人次第ですが
トップの役割、セカンドの役割、末端の役割など様々な組織論が必要でしょう。
僕は前からローマと日本の歴史が好きなのは
何故これほど長続きした(している)のかが知りたかったからです。
自分が家計を営むトップであり、常にあらゆる集団に所属している
個人として常にどこかで意識する必要があると思います。
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