今の日本に必要な歴史的思考~塩野七生【ローマ人の物語】Ⅱハンニバル戦記 | 生き抜く哲学を身につけよ!晴耕雨読のどぅんくん! 

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311は深く心に大きな印を付けました。自分や家族、愛する人達を守るに自らが立ち上がるしかありません。歴史に学び、自然現象に感応し、危機に対する自分の感性を磨いて行く。これからの世の中は福沢諭吉がキーワード。自立自尊を、国に頼らず国を助ける精神を。

僕が大学生から毎年購入していた本にローマ人の物語シリーズが


あります。イタリア在住の日本人塩野七生さんが書いたもので僕は世界的な


偉業ではないかと勝手に思っています。このシリーズは西ローマ帝国の滅亡を


もって完結してますが、ローマ自体は建国から約千三百年(ビザンツ帝国を考慮


したらさらに千年プラスされますが)もの長きに渡り維持できたその理由にとても


興味がそそられました。そしてかなりの部分で日本人との共通点があります。


活火山帯に位置するため、地震が多く、温泉に入る習慣がある。死んだ人を神と


して祀る習慣があり、何十万という神がいる。


でもローマ人は最終的に世界帝国を築き、日本は出来ませんでした。


それは何故かと言えば多分ですが同化するまでの時間のかかり方の違いでは


ないかと思っています。「ローマ人は敗者も同化する」と言われている通り、戦争で破った民族をも取り込んでより大きくなる傾向がありました。


そしてついには昔破った相手が統治階級として幅を利かせる事になります。


おそらく日本も建国から今現在にかけて多民族国家から同一の言葉と文字を


共通言語とした統一国家になる過程においては同様の事がなされたでしょうが、


ローマ人程スピードが無かったのではないでしょうか。


あとおそらく皇室の存在もあるでしょう。ただし結果的にはそれで良かったと思っていますがその話については後述いたします。


それで話を戻しますがそのローマがよいよ世界の檜舞台に上がってきたのが


3度のポエニ戦争に勝ちぬいた共和政のローマでした。フェニキア人の海洋国家で


かつ通商国家であったカルタゴを破り、世界の覇者として名乗りを上げたわけですが、その大きなきっかけがこのポエニ戦争です。そしてこの戦争を通じてローマは


最高の政体と呼ばれた元老院体制が段々と機能しなくなり始めます。それは何故か


そんな所も含めてご一読下さい。



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