オパールは、10月の誕生石です。
オパールの語源は、古代サンスクリット語で「宝石」を意味する
「ウパラ」が変化したものといわれています。
宝石言葉は「純真無垢」「幸運」「忍耐」「歓喜」「希望」です。
ローマ時代から「幸運を招く宝石」として珍重され、
イギリスの女王、ヴィクトリア女王がこよなく愛した宝石でもありました。
オパールの特徴は、なんといってもその見る角度によって色合いを変化させる
美しい「遊色効果(プレイ・オブ・カラー)」です。
これは、オパールを構成するシリカという微粒子が光の影響を受けることで
様々な色の光を放つ効果のことです。
この遊色効果を持つオパールは「プレシャスオパール」、
そうでないものは「コモンオパール」といって区別されています。
この遊色効果はオパールの価値を決める重要なポイントです。
オパールの主な原産地はオーストラリアで、世界に流通する4分の3を占めています。
オパールは、他の宝石とは異なり3~10%が水分で構成されています。
そのため、乾燥や熱、衝撃にはとても弱いデリケートな宝石です。
直射日光や光の当たる明るい場所は避け、水分と一緒に保管する必要があります。
あまりに乾燥が進むとひび割れを起こすこともあります。
金属よりも柔らかいので、それらにぶつけたりすることは避けましょう。
オパールには多種多様な種類があります。
ブラックオパール、ホワイトオパール、ウォーターオパール、
ファイアオパール、ボルダーオパール、グリーンオパールなど。
その中でも最も珍重されているのがブラックオパールです。
COBRA情報におよると、オパールの意味は
「潜在意識の浄化」「女神」です。
中でもピンクオパールの意味は、「ハートと愛」です。
オパールは、様々な種類があり、ものによって価値が大幅に異なるほか
安価なものとしては、薄く磨いたオパールに
黒っぽい石や水晶・透明樹脂などを貼り合わせた
ダブレットやトリプレットという張り合わせ石(アセンブルストーン)もありますから
入手する際には、どのような種類のものか、確認するようにしましょう。
デリケートな宝石なので、浄化するとしたら
水晶やクリスタルチューナーなどの方法が適しています。
日光浴や塩は避けましょう。
オパールに接して、幸運や女神エネルギーを感じてみませんか。