師匠シリーズの、京介さんが主体の話は今まで読んだことがなかったのですが、「桜雨(上下)」を読んで登場人物や各々の関係が分かってきたのでついでに他も読んでみようと。
時系列順で言えば、「ペットの話」は読んでいたので「天使」全四回を読破し、続いて「怪物」の「起・承・転・結」と「幕のあとで」を読み切りました。
そして気がつけば時刻は午前五時過ぎに。。
寒いわ、目がしばしばするわ、首が痛いわ、親が来たら何と言い訳すればいいかだの気にしながら、凡そ三時間は読みふけっていた。
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やっぱり面白い。
深い。
読んでいて、『ああ~、なるほど!』と気がつくポイントが張り巡らされていて面白い。
そして何より、ただ怖いだけじゃなく、“クスッ”と笑えるところがあること。
それは他の話や違う時系列の話を読んでいることで、人物や後に起こることなどが結びついていることに気がつくんですね。
師匠シリーズは投稿された順番でまずは読み、次に時系列順に読んでいます。
初めから時系列順で読んでしまうと、細かなネタやそれを発見する歓びが半減するとおもうんですよね。一概には言えませんが。
作者の才能にシビれてます。
ちなみに、今のところ読んでいないのは「連想I」や「田舎」などの続編のない話。
他は読んだけれど初めて読んだものでも今年の夏だったので流石にうろ覚えです。
なのでまた読み返すでしょうね。