午後3時過ぎ頃からずっと雷雨。
近くの用水路は溢れんばかりの水が流れている。
用水路の深さは約2メートル。
いつもは足首から膝くらいしかない水が、今は溢れそうなのだからそりゃ凄い。
今のところサイレンもなっていないし落ち着いていられるけれど正直恐い。
頼りない人間一人と暴れん坊の仔ネコとかいちゃんを連れて一人で避難なんてイヤだ。
そもそもその避難先にも不安がある。
小中学校共に川沿いにあるから。
元大阪成蹊があった敷地は今や食堂を残し他は解体された状態。
今は地中から鉛が発見されたとかで工事は中断しているところ。
“ど”がつくほど田舎ではないけれど、近くに頼れそうな建造物はない。
市の中心部まで行かなければならないほど。
この最中もずっと雷は鳴りっぱなし。
今までみたいに『すげー!』なんて言ってられない。
サイレンもなければ避難誘導もないのだから不安は募る一方。
不安をなぎ払うために落ち着く音楽をかけている。
もちろん、外の音に警戒出来るよう音量は控えめで。