今日見たのは1977年公開の「八つ墓村」です。
原作はまだ読んでいません。
映画化されたのは松田定次監督の51年公開のもの、野村芳太郎監督の77年公開のもの、そして市川崑監督の96年公開のもので三作品あり、以前から見たい見たいと思っていたのはこの77年公開のものでした。
始めは物語の内容に惹かれ、96年の八つ墓村を見たのですがいまいちしっくり来なかったので今回の77年物を見ようと言うことになり、レンタルやセルで散々探し回したのですが見つからなかったので諦めていました。
今月になり、CSのファミリー劇場の番組欄を見ているとこの77年公開の八つ墓村があり、録画して今日見たということです。
見た人によって原作、それぞれの公開年の作品で感想は違ってくるとは思いますが、僕は今のところこの77年公開のものが好きです。
何せ原作を読んでいないので、原作とは違う設定があっても違和感なく見られるのですから。
主役は2人と取っていいんですよね。
1人は八つ墓村に関わる青年・寺田辰弥を演じた萩原健一。
「前略おふくろ様」のサブちゃんということ以外まだ殆ど知らない俳優さん。
もう1人は横溝正史の推理小説に登場する架空の私立探偵・金田一耕助を演じた渥美清。
石坂浩二の金田一耕助が最も見慣れていたのですが、渥美さんでも全然違和感がありませんでした。ただ、初登場時は寅さんでした。
あとで知ったのですが、辰弥の少年期を演じたのは吉岡秀隆さんだったんですね。
初見ではわからないと思います。
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暗く、どす黒く、赤黒い、おどろおどろしい残酷描写のある、言ってしまえば日本の古い映画やドラマが大好物なので今日はお腹いっぱいです。