今朝見た夢がまた気味の悪いものだったので、ここで発散。
父と兄と自分の3人でドライブ。
海か湖の畔の道を走っていると父が車を止め、「もう、ここにしよう」と言った。
車を降りると目の前にはスペインの街並みを一部切り取った様な店が並んでいた。
3人で狭い路地を進むうち、自分はふと気がつく。
自分「前に夢で見たところに似ている」と。
他愛のないことだったので2人の反応はなく、ぐいぐい通りを進んでいく。
L字を曲がったところで受話器を持ち、目を点にした男がいた。
気になったので振り返るとさっきの男が付いてきていた。
気味が悪くなり、父に「もう帰ろう」と言ってみたがまた反応がない。
それどころか気がつくと父は左手に杖を持って、まっすぐに立てないほどよろよろ歩きながらあるレストランに入った。
レストランに入った途端、父はショーケースの前に膝をつき、ショーケースの前から離れようとしない。我慢出来なくなり、兄に「早く帰ろう」と言おうとしたときにはすでに兄も膝をつきショーケースに釘付けだった。
中身が抜けたような兄を揺さぶり、「帰ろう」とはやし立てたら「さきに表で待っててくれ」と言われそうすることに。
言われたとおり外に出ると、今まで通ってきた道が無く、振り返ろうとしたとき画面が暗転。
気がつくと自分は自室のベッドで寝ており、脇には男が立っていた。
男は説明しだした。
男「君が体験したのは“もりやま みかげ(人名か現象の名称)”で魂を....」と聞いていたところで目が覚めた。
目が覚めると自室のベッドで寝ていた。
あまりに気味の悪い夢だったので、部屋の電気を点けて落ち着こうと思いスイッチに触れたが点かない。何度スイッチを押しても点かないので少しパニックになり、懐中電灯片手に廊下へ出た。
廊下の電気も階段の電気も点かないのでリビングに駆け込み母を呼んだ。
リビングの電気も点いていなかったが母は宥めてくれた。
母は「あんたに足りない物がある」と言い、「それはね、わんわん(ペットの噛みつくためのオモチャ)」と言われた。
そこで目が覚めた。
ここで本当に目が覚めた。
これがまた夢だったら次は覚める気がしないと思い、すぐに部屋を出てリビングへ。
廊下も階段もリビングも明かりが点いている。
そして母はリビングで寝ている。
テレビでは今日の天気予報がやっている。
・・・・・・
初めの車内からレストランを出るまでの間、近くにいたのは父と兄で母はいない。
二度目の目覚めで母が出てくる。
この時点で全て夢だと気づけたら、どれだけ良かったか。
それと自分の夢で珍しいこととして、『夢の中で見聞きした言葉を覚えたまま目覚める』。今回で言えば「もりやま みかげ」ですね。
大抵覚えようとしていても所々抜けていたりするもんですが、今回は一連の流れ全てまとめて覚えています。
見知らぬ男が言っていた「もりやま みかげ」、何なんでしょうね。
「御影森山」という山が山形にあるらしいのですが関係.....ないでしょうね。
気味の悪さとしては、宮沢賢治の「注文の多い料理店」を初めて読んだときの感覚であり、レストランに入ってから父と兄が~の下りは「千と千尋の神隠し」で千尋の両親が豚になっていくシーンに似ていました。
・・・・・・
三度覚めても夢だった場合、愛する人の名前を片っ端から叫ぶはめになったんだろうな。
ここまで書いてもまだ薄ら気味悪いのでこの曲で和らげる。