参議院選挙で日本維新の会から立候補して当選した、元プロレスラーのアントニオ猪木氏が、朝鮮戦争の休戦60年の記念行事などに出席するため、25日にも北朝鮮を訪問することになりました。
日本維新の会の幹部によりますと、アントニオ猪木氏は、25日にも北朝鮮を訪問し、27日ピョンヤンで行われる朝鮮戦争の休戦60年の記念行事などに出席するということです。
そして、参議院議員としての任期が始まる今月29日までには北朝鮮を離れるということです。
アントニオ猪木氏は、これまでも北朝鮮をたびたび訪問しており、参議院選挙に維新の会から比例代表で立候補して2回目の当選を果たした際にも、「外務省では動かせないものを私なら動かせる。東アジアなどに独自のチャンネルがあるので、国際外交に取り組みたい」と述べていました。
北朝鮮への渡航について、政府は、拉致問題や核問題を踏まえた制裁措置の一環として、目的を問わず自粛するよう要請しています。