合格体験記(2018 日比谷2:大河原くん) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

☆合格体験記(2018 日比谷2:大河原くん)

私が学志舎に入塾したのは、中学2年生の10月でした。当時の私は何もかも中途半端でした。学校のテストもそのうちの一つで、中途半端な勉強をして中途半端な点数を取るというサイクルを繰り返していました。提出物もいい加減で、先生方からもある意味、呆れられていたと思います。そんな中、ふとしたことから学志舎を知り、体験授業に行きました。一歩塾に足を踏み入れた時の衝撃は、今でも忘れません。雑談をする人は一人もおらず、挨拶と布施塾長が講義をする声が聞こえる以外は、何も聞こえない環境で、皆が一心不乱に学習している、そんな環境に出会ったのは生まれて初めてでした。私は、ここでなら今までの自分を変えられると実感し、入塾を決意しました。それから約1年、学志舎では非常に多くのことを学び、あこがれの高校に入学することができました。これから合格までの日々を振り返っていきたいと思います。

 

まず私が取り組んだのは内申を上げることです。塾長は、常日頃から、内申を上げるコツを伝授して下さっていました。特に私が感銘を受けた言葉は、「先生が誠心誠意教えてくださる授業への感謝として、5をとりなさい。」という言葉です。この言葉から、先生への感謝の気持ちがより深まり、誠意をもって授業を受けられるようになりました。内申も入塾時の35から43まで+8上げることができました。

 

次に学習面について、点数がなかなか伸びなかった国語と数学に絞って書いていきます。国語は、なかなか点数が安定しない科目といわれています。しかし、解説の際に塾長や村岡先生のチェックするところと同じところに着目できるような練習をしたり、指示語や接続語の差す内容を押さえる練習を繰り返したりしていくと、自然と点数が安定するようになっていきました。

 

数学は、私にとっての大きな課題でした。定期テストでも点数が悪く、私は、数学が苦手だと心の中でそう思い込んでいました。しかし、塾長の「苦手なのではない。嫌いと決めつけて、自然と避けているだけだ。」という言葉を聞き、まず数学を好きになることから始めました。毎日必ず、学志舎特製のプリントを解きました。塾長の過去問解説も分かりやすく、数学がどんどん好きになっていきました。すると、見る見るうちに数学の点数が上がっていきました。内申も入塾時は3だったのが、最後は5にすることができました。

 

そして学志舎では、「的確な作文添削」を受けることができます。私は、これを多く活用しました。塾長や村岡先生は、問題のポイントや出題者の意図を汲んで、添削をしてくださいます。また、村岡先生からは英語で伝えたいことをより出題者に伝わりやすくする表現なども教わることができ、試験当日に大いに役立ちました。

 

このような勉強をしてきた私ですが、最後の最後まで点数が上がらず苦労しました。模試の成績で、合格圏をとったことは2回しかありませんでした。しかも最後の模試の成績は、合格可能性が20%にも満たないものでした。塾長にも「一般入試での合格は少しきついと思う。」と言われていました。そんな中、受けた日比谷の推薦入試でも落ち、私は、どん底に突き落とされました。しかし、この結果は同時に私の日比谷への思いを強めるものとなりました。それから私は、ひたすら過去問を解き、添削を受けるということを繰り返していきました。すると、受験日の2週間前、それまでは取れていなかったような数学の問題や国語の記述問題などの正答率が急激に上がったのを実感しました。そして、この良いモチベーションを保ったまま、合格まで駆け抜けることができました。合格発表の掲示板で自分の番号を見たときは、今までの人生の中で一番うれしく、そして同時に、日比谷を諦めなくて良かったという気持ちがこみ上げてきました。

 

学志舎での学習の日々は、つらく苦しい時もありましたが、そんなとき、いつも布施塾長や村岡先生、一緒に努力してきた友達に励まされてきたように思います。布施塾長との交換ノートである119ノートでは強い言葉をたくさんいただきました。「闘志を燃やせ、不可能はない!」「日本一の高校を目指すにふさわしい気概で突き進め!」「日比谷に行きたいという強い気持ちがあれば必ず受かる!」どの言葉も私にとって大きな宝物です。そして学志舎の友達からもらった言葉、一緒に多くの時間を共にしただけあって、絆は学志舎を卒業した今でも強固なものとして残っています。一般入試の前日、推薦で合格した人も、そうでない人も一緒になって励ましあったことは一生忘れないでしょう。入試前に書いてもらった寄せ書きは今でも自分の机の上に飾ってあります。

 

学志舎で私は変わることができました。学習面はもちろんのこと、精神面でも人のためになることをしようと思える人間に成長出来たのです。これはひとえに、布施塾長、村岡先生、友達そして両親のおかげだと思います。本当に感謝したいです。これからも、この恩を忘れず、学志舎卒業生の一員として、人のためになれる人間を目指して頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。

 

<後輩たちへ>

学志舎で学んでいることに対して感謝の気持ちを忘れないでください。そして何があっても諦めないでください。本気で志望校に合格したいと心の底から思っていれば行動も結果も付いてくるはずです。自分を信じて頑張れ!