【緊急特別企画】学志舎版“ビリギャル” ~オール3から慶應大(経済)に合格した卒塾生の話~ | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

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【緊急特別企画】

「オール3から慶應大(経済)へ合格した学志舎卒塾生」が偏差値80を取るための英語勉強法を教えます!

 

【日時】3/21(水・祝)

20:00~(女子)・

21:00~(男子)

【場所】第2教室(2階)

【対象】学志舎の卒塾生(新高1~)

【持ち物】筆記用具、ノート

【費用】無料

【申し込み方法】塾長までメール

【〆切】3/20(火)23:00まで

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学志舎版ビリギャル”が誕生しました!

上記の企画を立ち上げた経緯をご紹介します。

 

先週、金曜。今年になって一番驚く出来事がありました。16時頃に本校へ出勤すると、4年前の卒塾生のSくんが村岡先生と楽しそうに話をしていました。Sくんに「久しぶりやね~」と挨拶をして近づいてみると、Sくんが「塾長に見せたいものがあります!」と3つの封筒を裏向けて手渡してくれました。私が封筒を表にして、印字を見るとそこには、慶應義塾大学の文字が! 「おいおい、まさか?」と1つ目の封筒の中味を取り出してみると、合格通知書が!!!さらに3つの封筒が全て同じ色だったので、「え~、どないなってんねん?1つで十分やろ?」と思いながら、他の封筒の中味を取り出すと、また合格通知書が出てくるではありませんか!

 

いや~、本当に驚きました。「慶應義塾大学の経済学部、商学部、文学部」の3つを受験し、全て合格です!

 

本当にスゴイ!普通に考えるとあり得ない合格です!私がそう考える理由が2つあります。1つ目は、私立大入試が難化している年の合格だということです。特に都内私立大は補助金減額の関係から合格者を減らしている激戦、難化の年です。例年より間違いなくボーダーは上がっています。そして、2つ目は、Sくんの中学時代の内申がオール3”だったということです。

 

Sくんは、中3のはじめに学志舎へ入塾。当時の素内申は9科26、英語はなんと「2」でした。1年間、塾内で彼なりに努力して内申が+1upの9科27に。つまり英語が「2」から「3」へ上がったわけです。模試偏差値はWもぎで5科「48」からスタートし、1月には5科「60」に。学志舎の中では、内申が全然上がっていない方でしたし、模試偏差値も60まで上がることは、いたってフツーの結果です。彼のことで覚えていることは、自習中によく寝ていたことです。元気よく、塾に入ってくるのですが、しばらくするとウトウトし始めます。そこで、私は彼に「外に散歩に行ってこい。眠気を醒ましてから、戻ってこい。この教室では寝るな。他の人に迷惑だ。」と声を何回かかけたことを覚えています。彼がすごい集中力の持ち主であったのか?と言われれば、答えはNOです。また、地頭が良く、勉強していないだけの状態か?と言われても、答えはNOです。一回教えたことを一回で吸収していくタイプではありませんでしたし、要領の良さを感じさせられる場面も正直ありませんでした。高校は「都立多摩科学技術」に合格。当時は偏差値55あたりだったので、受験はそれほど心配はしませんでしたが、入学後については心配をしていました。まず彼は理系向けではなかったので、学校の勉強に苦労するだろうなと想像していました。さらに彼は男前でオシャレな子だったので、高校入学後は遊ぶだろうなとも思っていました。案の定、高1の時に顔を出してくれた時は「学校の勉強についていけていません。ヤバいです。」と話していました。その後、昨年の3月に他の同期と一緒に顔を出しに来てくれた時に、浪人が決まったことを話してくれました。

 

ここまでのところで、彼が慶應へ受かるイメージは全く湧きませんね。でも、実は彼には最大の武器があったのです。それは、「とびきりの素直さ」です。彼は、大人が言うことをほぼ100%信じる人間です。昨年、ガストでご飯を食べた帰り道、彼は私に「塾長、オレ、マジで慶應へ行きます!合格してみせます!」と宣言したのです。私にできることは言葉で励ますことだと思い、「Sくん、1年間、本当に狂ったようにやれば、不可能はないで。オレは、周りから何を言われようが、Sくんが狂ったようにやれば、慶應へ合格できると思うで。いける、いけるよ!そして、慶應へ合格したら、学志舎で英語を教えに来てな!」といったようなニュアンスのことを話して、狐久保の交差点で別れたのでした。

 

それから、1年後の慶應合格です。彼は私の言葉を100%信じてくれたのです。彼の最大の武器である「とびきりの素直さ」を持っているがゆえに。彼は私に「学志舎での1年間が自分にとって大きかった。人生を変えてもらったと思っています。浪人中、勉強している時、いつも自分の後ろの方から塾長の慶應へいけるよ!という言葉が聞こえてきて、それを励みに頑張り抜くことができました。」と本当に教師冥利に尽きるようなことを告白してくれました。もちろん、彼がお世話になった高校の先生方、浪人時代に通っていた予備校の先生方、そして、彼自身の頑張りが実った合格であり、私と彼の接点は中学3年の時の1年足らずの期間と卒塾後の2回の接点でしかありませんので、学志舎版ビリギャルという表現は正確ではありません。が、後輩達に勇気を与えるという意味で、キャッチコピーを作らせて頂きました。

 

長くなりましたが、そんな彼から学志舎を卒塾していく中3生(新高1生)や高校生に貴重な体験談(35万人以上が受けた模試で900番台つまり上位0.3%以上、偏差値80を取るまで成長した英語の勉強法など)を伝えてもらいたいと思い、このたび企画させて頂きました。

 

彼の講演を聞いた後輩達からたくさんの慶應大合格者が出ると面白いですね。でも私は卒塾生の能力的には十分可能だと思います。なぜなら、皆の英語の内申は「3」以上でしたよね。たくさんの卒塾生が彼から多くの刺激をもらうことを楽しみにしています。