合格体験記(2016 西2 ※推薦合格) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

☆合格体験記(2016 西:小島くん ※推薦合格)

僕は中学3年生の7月に学志舎に入塾しました。最初に体験授業に行かせて頂いたのは4月でしたが、その時は、塾生の集中力の凄さとレベルの高さ(特に英語の音読の速さには驚きました)に圧倒され、少し腰が引けてしまいました。しかし、最終的に入塾を決めたのは、学志舎なら悔いなく受験勉強をやりきれると思ったからです。そして今、本当に入塾して良かったと思っています。ここでは、僕が学志舎で学んだ勉強する上で大切なことと、推薦入試に向けての取り組みについて書かせて頂きたいと思います。

 

僕が勉強する上で大切にしていたことは3つあります。1つ目は、「自分の意識を変えること」です。特に苦手意識をなくすことがとても大切になります。僕は数学に相当な苦手意識を持っていました。ワークを2ページ進めるのに5時間かけ、正解数がわずか2問だったり、秋頃に解いた国立高校の数学で30点台を出したりしていたので、数学を解く時間は僕にとって、ハッキリ言って苦痛でしかありませんでした。そんなある日、僕は塾長から「数学はどう?」と聞かれました。僕は正直に「苦手です。」と答えました。すると塾長は「苦手という言葉を使うな。苦手意識をなくすために、今は得意ではない。でもいつか得意になる。という言葉に置き換えろ。」とおっしゃられました。僕はその日から意識的に苦手という言葉を出さないようにしました。そうすると、本当に不思議なことに今まで数学の問題を見る度に感じていた嫌だなという気持ちが段々と消えていく気がしました。そうなることで、数学を避ける気持ちも徐々に薄くなってきて、数学と向き合う時間が格段と増加しました。そのおかげで成績も少しずつ良くなっていき、楽しくなるから自習時間が増えるという好循環になっていきました。結果、模試偏差値は61スタートだったのが、73まで上げることができました。

 

2つ目は「課題を明確にすること」です。僕は先ほど書いたように数学が一番の課題でした。しかし、なぜ自分は数学ができないのか?なぜ嫌いになったのか?ということについて考えることを放棄していました。しかし、塾長の「自分と深く向き合っている人ほど、勉強に限らず成長する。」というお言葉によって、この状況は改善されていきました。今まで考えることを放棄していた「なぜできないのか?」を考えることで、様々な「できない理由」が浮き彫りになりました。例えば、「計算力がない」「空間図形をイメージできない」「証明問題を順序立てて説明できない」などを再確認できました。こう並べてみると、致命的な問題のように思えるかもしれません。しかし、先ほどのような課題を自分の頭の中に叩きこむことで、一つ一つの問題を解く目的をハッキリと作れるようになりました。するとこれまで以上に集中力がupし、さらに課題は少しずつ改善されていきました。ですから、「課題を明確にすること」は非常に大切だと思います。他科目でも同様に実践したところ、国語の模試偏差値は67から75まで上がりました。5科の模試偏差値においては71から最高75まで上げることができました。

 

3つ目は、学校の話になりますが、「提出物はチャンスだと思うこと」です。学志舎に入るまでは、実技科目のレポート提出を面倒くさいと思う時がありました。しかしある時、「実技の内申で5を取っている塾生」からアドバイスをもらう機会を塾長が設けて下さいました。そこで、何人かの塾生から「提出物はチャンス。自分を見てもらえる良い機会だ。」という話を聞くことができました。それから僕は、「○○」(※部外秘)が当たり前になり、時には「○○」(※部外秘)もありました。その結果、なかなか上げることの難しかった実技の内申を2つ上げることができました。これが最終的に、推薦入試の合格に大きくつながったと思います。

 

今まで書いた3つのことは、当たり前のことかもしれません。しかし、僕はこの3つのことを強く意識し、実践することで明らかに変わることができ、成長することができました。もしかしたら、人それぞれ意識すべきことは違うかもしれません。しかし、学志舎で塾長や仲間がアドバイスしてくれることを一つ一つ真剣に聞き、実践していけば、必ず自分を成長させてくれる何かが見つかります。だから、ぜひ一度学志舎に来てみて下さい。

 

次に推薦入試の取り組みについて書きます。西高の作文のテーマは抽象的で、何をどのような構成で書いたらいいのか、最初は全く分かりませんでした。そのため、塾長が「○○」(※部外秘)という枠組みを指導して下さいました。また抽象的なテーマの解釈については、「○○」(※部外秘)について塾長の解釈例を特別講義して頂きました。そのおかげで少しずつではありますが、安定して書けるようになりました。しかし、テーマによってはどう解釈してよいのか分からず、20分くらい手が止まり、具体例が1つしか書けず、行き詰ってしまうこともありました。そのため、僕は本番に初めて見るテーマを時間内に書き終わることができるのか?とても不安でした。そんな中、入試数日前、1年前に西高に推薦で合格されている卒塾生が、塾に激励と個別アドバイスをして下さる機会がありました。僕はその先輩に「時間がなく、焦ってしまう。」と相談させて頂きました。するとその先輩は「○○」(※部外秘)とアドバイスを下さいました。このアドバイスのおかげで、本番は焦ることなく書ききることができました。その先輩には本当に感謝しています。

 

次に面接と集団討論ですが、この2つに関しては他の受験生を圧倒する練習量だったと思います。個人面接は、「○○」(※部外秘)をしました。その練習のおかげでどんな質問にも対応できる力が身につきました。また、「○○」(※部外秘)徐々に分かってくるようになりました。そのため、本番はあまり緊張せず、落ち着いて、自分の言葉に気持ちを込めて話すことができました。集団討論も「○○」(※部外秘)塾長からアドバイスをたくさんもらったことで、本番もいつも通り、行うことができました。学志舎でなければ、このような経験はできなかったと思います。推薦入試は運の部分もあると聞きます。しかし、学志舎で練習をすれば確実に合格は近づいてきます。どんなことでも努力した量だけ、目標に近づける、僕はそのことを強く実感しました。そして推薦入試の合格で、一番嬉しかったことがあります。それは、切磋琢磨してきた学志舎の仲間2人と揃って、西高に合格できたことです。塾長は「倍率が約3倍なので、3人揃って合格する確率は約3.7%だった。本当にスゴイ!」と話して下さいましたが、改めてその確率を聞くと、本当に信じられない気持ちになるのと同時に、今までにない喜びや嬉しさが込み上げてきました。

 

以上が、僕が半年間、学志舎で学んだことや感じたことです。学志舎に入塾して後悔する人はいないと思います。今、何か本気で頑張れるものがない人には、特におススメです。毎日のように、自習に来ることが辛かったりするかもしれませんが、その経験は絶対に無駄にはなりません。ぜひ、志望校合格に向かって本気で取り組んで下さい。その経験は自分の大切な財産になります。頑張って下さい。応援しています。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。最後に、今まで支えてくれた家族、競い合える環境を作ってくれた仲間、アドバイスを下さった先輩方、そして半年間、自分を成長させてくれ、大きな目標を持たせて下さった塾長にはとても感謝をしています。本当にありがとうございました。

 
 

◎親御様メッセージ(2016 西 ※推薦合格)

中1の時から定期テスト前には集中して、自分のペースで勉強に取り組む事は出来ていましたので、学校の勉強については、あまり心配していませんでした。しかし、やはり受験となると塾に行った方が安心だと思い、中3の春頃から少し塾探しを始めました。塾選びは本人に任せ、友人が通っている学志舎に体験の申し込みをしました。体験の前に親子で面談をして下さいましたが、生徒の方達が次々とあいさつをしながら入ってきて、無言で自習を始める姿に驚きました。すごい緊張感が漂っていました。面談にうかがったのは春頃だったのに、息子はなかなか踏ん切りがつかなかったようで、入塾したのは結局7月も過ぎた夏期講習の始まる前になってしまいました。「もう入れないのでは?」と不安でしたが、布施先生に「待っていましたよ」と優しくおっしゃって頂き、ホッとしました。

 

志望校は近くの都立高校には入れればいいなと漠然と思っていたぐらいでした。夏休みに西高の見学会に、(今回一緒に合格した)3人で一緒に行くと言うので、私もついていきました。説明会でお話された西高の先生方がとても感じが良く、その後、学校案内を西高生がして下さいました。その男子学生の方達がとても魅力的で会話をしていくうちに息子達もすっかり目を輝かせていました。この見学会は「絶対西高に入りたい!!」と思うきっかけになったと思います。その後にも他の都立高校の見学会に行きましたが、西高への思いが強すぎて、他の高校の魅力を見つけられないようでした。

 

西高を第一志望にするとは思ってもみなかったので、「本当に入れるのだろうか?」と心配もしましたが、息子は何を言っても気持ちが揺るがないようでしたので、本人に任せることにしました。2学期の内申も上がった事で推薦を受けるという事になり、直前には作文、集団討論、面接の練習を繰り返し、行って頂きました。始めはうまくいかず、「全然ダメだ。」と言っていましたが、繰り返していくうちに少しずつ自信がついたようでした。初日は集団討論でやろうと思っていた通りに全く進めることができず終わってしまって落ち込んでいました。しかし、その分、2日目の面接は開き直ってリラックスして取り組めたのかもしれません。

 

推薦合格発表の日、ドキドキしながら遠くから見ると息子の番号がありました!しかも一緒に頑張ってきた3人の番号が並んであった時は本当にうれしかったです。3人一緒に合格!!みんなで合格を喜び合えたことは本当に良かったです。

 

高校生活はいろいろな事にチャレンジし、布施先生に教えて頂いたことを忘れずに、塾での大切な経験を活かして充実した生活を送ってほしいと思います。学志舎に入っていなければ、西高合格はなかったと思います。布施先生には本当に感謝しております。布施先生、アドバイスを下さった諸先輩方、そして一緒に頑張った仲間達、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。