親御様メッセージ(2017 武蔵4) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

◎親御様メッセージ(2017 武蔵4

 

受験当日の朝、娘は塾で頂いた寄せ書きに目をやり、少し固い表情でそれをかばんに大切そうに入れていました。みんなで武蔵に合格したい!という思いを新たにすると同時に、寄せ書きに込められたみんなの気持ちを心強く感じていたのだと思います。そして合格発表当日、見事6人全員合格。みんなで一緒に写真をとることができました。娘が布施先生に電話で報告すると、「最高やな!」と何度も言って下さったそうです。しかしこの日を迎えることができたのは、我が家にとっては3年前の春にさかのぼる長い道のりでした。

 

 

中学受験に向けて5年生から電車とバスを乗り継いで塾に通い、日曜日もお正 月も返上で頑張って努力しました。学校でも代表委員の議長やリレーの代表選手を毎年務める等、何事にも積極的に取り組んでいました。それが、中学受験が終わった後、自信とやる気を失ってしまった娘は、部活に打ち込むことに全力投球し、勉強は小休止状態でした。私も、ずっと走り続けることは無理だと思い、娘がやる気になるのを少し待つことにしました。しかし、部活から疲れて帰って来ると勉強することもなく、あっという間に中2も2学期が終わろうとしていました。高校受験では合格体験をしてほしいと思っていた私は、この冬期講習から勉強を始めないと手遅れになってしまうと思い、娘もここだ!と思った学志舎の体験授業を受けさせて頂きました。体験授業の雰囲気と、 その後の面談で布施先生がかけて下さった言葉が原動力となり、絶対に学志舎で頑張ると意気込んでいました。3年生になってからは毎日、塾に通い、お休みしたのは、推薦の合格発表の日、布施先生からも「今日はゆっくり休んだらいいよ」とおっしゃって頂いた1日だけでした。
 


1、2年生の学習の蓄積がない娘はやることが山積みで、成績がやっと上向いてきたのは夏期講習が終わった後でした。成績が上向いてくると、自然にそれ以外の面でもやる気がみなぎり 、学校での委員会活動も活発に参加し、体育の授業でタイムがぐっと伸びる等、娘らしさが戻ってきました。しかし成績は、その後も順調に推移した訳ではなく、体力的にも精神的にも苦しい時期もありました。そんな時も、布施先生が声掛けして下さった言葉は、娘の一番の励みとなり、気持ちの強さという面においても受験を通して成長することができたと思います。
 


冬期講習でよく頂いたアルフォートというお菓子が大好きだったのですが、娘が大人になってもきっとこれを見ると、ふと学志舎のことを思い出すのではないかと思います。みんなでプールに行ったことや、アイスを食べたこと、午後のお昼寝タイム等、どれも学志舎を語る上では外せない良い思い出なのではないかと思います。こうして、娘にとって特別な春を迎えられたことは、布施先生はじめ共に切磋琢磨して頑張ってきた学志舎の3年生、そして応援して下さった先輩方の支えがあったからこそ実現できたものです。学志舎との出会いに本当に感謝します。ありがとうございました。