合格体験記(2017 武蔵4) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

☆合格体験記(2017 武蔵4:大谷さん)

 

中学2年生の12月25日、クリスマス。私は人生で最も衝撃的なプレゼントをもらいました。それは、学志舎との出会いでした。誰一人、友達と話している人はおらず、ただひたすら机に向かっている先輩方や同級生。その姿を見て私は「絶対にここに通って勉強したい!」と強く思いました。なかなか模擬テストの点数が伸びず、泣いた日もたくさんありました。しかし、布施先生や塾の仲間、そして家族の支えがあったおかげで、武蔵に合格することができたのだと思います。そんな学志舎での貴重な体験をお話させていただきます。少しでもお役に立てれば嬉しいです。

 

 

入塾前、私は部活中心の生活を送っていました。部活から帰ってきてからも疲れで寝てしまったり、勉強の前には好きなことをしてしまったり、と勉強が全くはかどりませんでした。また、私は勉強と部活をなかなか両立することができず、塾と部活のどちらも中途半端な状態でした。ある日、布施先生が授業の休憩の時、こんなことをおっしゃいました。「勉強ができるようになりたいのであれば、毎日塾の自習室を使いなさい。」私はこの言葉のおかげで、中途半端だった勉強と部活の両立を勉強一本に絞ることができました。吹奏楽部に所属していた私は中2の春休みのコンサートを最後に、部活をやめる決心をしました。そして、毎日塾で勉強するようになりました。その結果、しっかり勉強時間を確保できるようになりました。その自習時間や授業などで取り組んでいたことを紹介させていただきます。

 

 

まずは国語です。国語は私が最も苦手としていた教科でした。文章がなかなか頭に入ってこなかったり、時には大問1つ丸々落としてしまったりと悪戦苦闘していました。そこで私は2つのことを徹底的に取り組みました。1つ目は、苦手だと思わず「好きだ」と脳を麻痺させることです。これは「嫌いな教科でも好きだと思わなければ、絶対に得意にはなれない」という布施先生のお話を聞き、意識するようになりました。2つ目は授業でチェックした部分を確認しながら振り返り、もう一度解き直し、選択問題では、間違えた問題の正解の記号をもう一度確認し、自分でも書けるようにしました。その結果、今では好きな科目のひとつになりました。

 

 

数学はもともと好きな教科でしたが、さらに授業などを通して自信をつけることができました。布施先生からいただいた「○○」(※部外秘)と「○○」(※部外秘)を何度も繰り返し解くことが本当に大切だと思います。学志舎では、自分の第一志望校の過去問だけでなく、西や国立などの最難関校の問題も多く解きます。難しい問題にたくさん取り組んだことで、武蔵の数学の問題が簡単に見えてくるようにもなりました。また、授業で学んだ解き方でもう一度解き直し、間を空けてさらに解く、ということも大切だと思います。そのように取り組んできた結果、あまり好きでなかった空間図形も好きになりました。そして、入試では一問間違いで、大問1と関数の問題は全問正解することができました。

 

 

英語では、「○○」(※部外秘)を毎日塾に行く合間に読んでいました。日本語訳するのが遅かった私は、読むスピードだけでなく、訳すスピードも加えて上げるように取り組みました。また、いただいた過去問も少なくとも2回は解き直し、満点がとれるようになるまで直しを続けました。

 

 

理科・社会は解説を読み込むことが本当に大切です。そして、テキストに書かれていないことをどんどん書き込んでいくことをしていきました。私はテキストの余白だけでは足りず、ルーズリーフに書いたりし、どこが出てもいいように徹底しました。また、布施先生にいただいた「○○」(※部外秘)を満点になるまで解きました。すると、点数も少しずつ伸ばすことができるようになりました。理科・社会は暗記ばかりで嫌になってしまうこともあるかもしれません。実際に私は、歴史の年号を覚えるのが苦手でした。そこで私は、好きなものと関連づけて覚える方法で暗記しました。そうすることで、少しずつ興味がわいてきたり、頭に入ってきたりしました。ただ見て覚えるのではなく、動作や趣味をまじえて暗記すると、頭に残りやすくなると思います。

 

 

学志舎は、縦のつながりが太いところが魅力的だと思います。特に入試前は、私たちを応援しに多くの先輩方が来てくださいました。また、定期考査前には、先輩方が実際にどのようにしてテスト勉強をしていたか知ることができ、自分の勉強に活かすことができました。他にも内申の上げ方、授業の臨み方など、ためになることをたくさん教えてくださいました。そのようなことができる塾はなかなかないと思います。先輩方のお話を聞くことで、自分のモチベーションを上げ、憧れがふくらみ「行きたい!」という気持ちがどんどん増していくはずです。受験で合格するためにはその学校に見合った学習能力があることはもちろんのことですが、その学校に対して誰よりも熱い執念をもつことも大切です。その思いが大きくなるきっかけとして、先輩の話を聞いたということが挙げられます。先輩の話を一言たりとも逃さぬよう、しっかりメモし、モチベーションアップにつなげていくことが大切だと思います。

 

 

もう一つ、私は学志舎にしかないものがあると思います。それは、整えられた環境です。私は小5・6年生の時に大手塾に通っていました。その塾にも自習室はありましたが、ほとんど集中することができませんでした。しかし、学志舎には勉強したいと思っている人が多く集まっています。また、生徒会長をやっていた人や、定期テストで毎回トップを走っている人もたくさんいます。つまり、自分の隣にいる人は皆、自分よりできる人ばかりなのです。私はいつも、「隣の人には負けない」とライバル視しながら取り組んでいました。また、私たちが授業を受けている隣で黙々と自習をしている中3生の先輩方からも刺激を受けていました。一般的な塾では、学年ごとに部屋が分けられているため、他学年の人との交流はまずないと思います。しかし、学志舎には部屋を区切る壁はありません。そのため、先輩方と同じ空気の中で勉強できたことに本当に感謝したいです。

 

 

私は学志舎に通い、学んだことがたくさんあります。それは勉強だけではありません。生活面のことも数え切れないほど教えていただきました。その中でとても印象的だったことが2つあります。1つは感謝の心です。布施先生はよく、「両親にしっかり感謝し、お手伝いをしなさい」とおっしゃいます。また、私たちが人間として生まれる確率も教えていただきました。これらの話を聞いて、両親に対する感謝の気持ちは大きくなりました。ここまで育ててくれたこと、学志舎という最高の場所を見つけてくれたこと、夜遅くにごはんを作ってくれたこと…。考え出すと「ありがとう」があふれ出て、止みません。感謝の心は何歳になっても必要不可欠なものです。学志舎に通い、あらためてそれらのことを学ぶことができました。

 

 

もう1つは、ポジティブ思考です。布施先生が以前勤めておられたリクルート社のお話をよく聞かせていただきました。実績を出している人や社長さんなどのほとんどはポジティブだ、という話を聞きました。私は愚痴の多いネガティブな人間でした。嫌だったことをためこむ、とあまり前向きではありませんでした。しかし、学志舎に通っていくうちに、どんどん気持ちが前に行くようになりました。たとえ悔しいことがあっても、切り替えられるようになりました。学志舎は夏期講習の時間がとても長く、辛いと思う人も中にはいるかもしれません。しかし、それを乗り越えた先には大きい自信が待っています。「勉強だけでなく精神面も成長できる」、そんな塾だと思います。最後に、私がこうして武蔵合格をつかみ取れたのは、たくさんの人の支えがあったからです。布施先生、塾の仲間、家族、学校の先生方…。全ての人に感謝したいと思います。本当に、本当にありがとうございました。そして最後まで長々と読んでくださり、ありがとうございました。少しでも励みや勇気になれば幸いです。