合格体験記(2016 武蔵野北 ※推薦合格) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

☆合格体験記(2016 武蔵野北:佐藤さん ※推薦合格)

 

私は中学2年生の夏期講習から学志舎に入塾しました。きっかけは、中学2年生時の大阪から東京への転校です。東京の中学は、大阪で通っていた中学に比べて、授業スピードは速く、また内容も異なっていたため、私は大混乱でした。それに加えて、友人作り、部活動、方言の違いなど、多くのものが私を押し潰す日々でした。1学期が終わる頃、新しい環境に少しずつ慣れていくことができましたが、勉強で遅れを取っていることに気が付き、「このままではアカン!」と思い、友人に紹介してもらった学志舎への入塾を決めました。ここでは、私が学志舎での経験を通して、学んだことや推薦入試について、感じたことをいくつか紹介させて頂きたいと思います。

 

 

まず私が学志舎で学んだことは大きく分けて2つあります。1つ目は「メリハリをつけて取り組むこと」です。私は3年間、ソフトテニス部に所属し、最後まで力を注ぎ続けました。その中で、勉強と部活動の両立には本当に悩まされました。そのことを塾長に「119ノート」で相談すると、「両立は難しい。でもだからこそ面白い。メリハリをつけて、欲張って、頑張っていこう!」と励ましのコメントを頂きました。その言葉は私の力になりました。それからは、勉強、部活のそれぞれに全力で、そしてやる時はやる、やらない時はやらないというメリハリをつけて両立させていくことができました。そして、部活動では大会で連覇をして、都大会へ出場することができました。勉強面においては、特に定期テスト前は本当に努力しました。テスト2日前まで試合がある時などもありましたが、できる限り毎日、塾に来て、学志舎ならではの静かでキチッとした空気の中で真剣に取り組みました。また周りに同じように頑張る仲間がいるからこそ、一緒に頑張ろうと思うことができました。その甲斐もあり、定期テストではどんどん点数を上げ、内申は、入塾当初から今に至るまで、5教科は20から25に+5upし、9教科では37から43まで+6upすることができました。自分でも驚くほど成長できたと思います。また模試偏差値は5科61から66、国語は62から70、数学は60から67、社会は58から66、理科は50から67まで上がりました。さらに平成27年度の過去問では5科448点を取るまで力をつけることができました。

 

 

2つ目は、「目標を持つことの大切さと強さ」です。私は中学3年生の9月頃まで志望校が決まっておらず、なかなかエンジンをかけて受験勉強に取り組むことはできていませんでした。しかし、塾長に「武蔵野北高校を見に行ってみたら?」と声をかけて頂きました。私にとって武蔵野北高校は、「名前は聞いたことがあるけれど、私には手の届かない学校」というイメージでした。しかし、塾長からの声かけをきっかけに見学会に参加し、私は「この学校に本気で行きたい!」と思い、それからは今までよりも勉強をする時に熱が入るようになりました。時折、点数が伸びず、打ちのめされる時もありましたが、そんな時には武蔵野北高校のパンフレットを眺めて、「ああ、私も来年はこの中の一人になるんやな、、、。よし、もう一度頑張ろう!」と気持ちを奮い立たせるようにしていました。最後まで諦めることなく頑張ることができたのは、目標へ向かう強い気持ちがあったからだと思います。

 

 

次に推薦入試について、私が感じたことを紹介したいと思います。初め、私は推薦入試を受ける気は全くありませんでした。しかし、そんな時、塾長から「内申も一般入試を受ける力も足りている。だから推薦入試にチャレンジしてみるといいと思うよ。」と言って頂くことがありました。私は正直、不合格だった時、一般入試に向けての気持ちを維持できるかどうか不安でしたが、塾長の言葉を信じて受験することにしました。推薦入試に向けた学志舎の取り組みは、他のどこよりも効果的であり、自信がつくものだったと思います。

 

 

まずは作文です。私は塾と学校の両方で対策をしました。塾長に多くのテーマを与えて頂き、それに沿って自分の意見や思いを書く練習を繰り返し行いました。始めの頃はなかなか文中に自分の体験を組み込むことが難しかったのですが、回を重ねるごとに、様々な自分の体験の引き出しを作ることができました。この引き出しは多く作っておくことをお勧めします。なぜなら、そうすることでどのようなテーマにも対応できるようになるからです。私が受験した武蔵野北高校の今までの傾向は、「美しさ・豊かさとは?」や「新しくできる友人に紹介したい場所」というものでした。しかし、今年のテーマは「水」でした。当日、そのテーマを見て驚きましたが、私は今まで練習してきた作文の中で水に関する内容のものを書いたことがあったので、慌てず対応することができました。これは多くの練習があってこそ、できるものです。学志舎での練習量は確実に私の力となり、自信となりました。

 

 

次に集団討論です。集団討論については苦手意識がありました。理由は、練習の時から私は、なかなか自分の考えを上手くまとめることができなかったからです。その苦手を普段の塾での練習と推薦入試2日前に特別講師を招いて行われた講習会での練習が取り除いてくれました。どちらの練習でも「言葉の定義をしっかりする」ということを指導されていました。言葉の定義をするとは、つまり言葉の目線合わせをするということです。テーマの中にある抽象的な言葉の意味を明確にして、それを全体で共有します。そうすることによって初めて、全員が同じテーマに対する意見を出し、討論することができるようになるのです。言葉の定義を心がけるようになってからは、自分の意見を上手くまとめられるようになり、多くのテーマでの練習を通して、抽象的な言葉を広げて答えるコツや感覚をつかむことができました。当日は、あまり緊張せず、自信を持って、臨むことができました。また塾長は普段の練習の時に、「他人の意見へのうなずきも大切にしていこう!」とおっしゃっていました。日頃から学志舎での授業の中で、うなずくことは習慣になっていましたので、集団討論でもしっかりと他人の意見を聞き、うなずくことができました。指導されたとおり、自分の意見を一方的に述べるのではなく、相手の意見を尊重しながら、一つの結論を全員で協力して作り上げるということを最後まで忘れず取り組むことができたと思います。

 

 

最後に面接です。面接は、練習あるのみです。練習で様々なタイプの質問をしてもらうことで、引き出しを増やすことができます。面接も集団討論と同様、塾長と特別講師との練習で多くの回数をして、自信をつけていきました。私は、面接で予想される質問に対する答え方を決めて暗記するようにしていました。しかし、丸暗記は良くありません。私は初めの頃、頭の中にある台本を一語一語間違えないように読み上げるようなやり方をしていました。母と家で練習をした際に、その様子を指摘されたので塾長に相談しました。すると塾長から「台本はあった方が安心なら作っても大丈夫。でもそこに書くのは、文章ではなく、絶対に伝えたいポイントを含んだキーワードだけを書いておくと良いよ。」とアドバイスを頂きました。それからはキーワードを抑えて面接練習に臨むようになったので、想定外の質問をされた時にも、必要なキーワードを引っ張ってきて対応できるようになりました。当日も想定外の質問はされましたが、慌てず対応し、そして自分の素直な気持ちをぶつけることができました。

 

 

推薦入試では、自分らしさが一番大切だと思います。そして、その自分らしさを出すためには自信が必要になります。自信とは日々の練習で生まれるものです。ですから何度も何度も練習して、自分が納得いくまでやり抜いていくことが大切だと思います。

 

 

私は学志舎に入塾することができて本当に良かったと思います。私達が勉強に行き詰った時、塾長はよく「今、している努力は絶対に無駄にならない。そしてこの努力は裏切らない。」とおっしゃっていました。本当にその通りだと思います。私は学志舎で塾長や家族に支えられて、仲間と共に努力を重ねてきました。そしてその努力は実を結び、私の自信へと変わりました。この体験記を読んでいる人には「努力は裏切らない」その意味を学志舎で感じて欲しいと思います。学志舎には一人一人としっかり向き合い、迷った時には背中を押して下さる熱い塾長がいます。そして、勉強や部活動などの何もかもに全力で取り組み、一緒に頑張る仲間がいます。その環境の中で精一杯、努力をしてもらいたいと思います。私を大きく成長させて下さった塾長、それから学志舎の仲間達、そして支え続けてくれた家族には、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。