※僕を成長させてくれたアメフトの話です。
入学早々に慣れない生活により、
血尿を出し、点滴を受け、ダウンしていた私は、
先輩に誘われてアメフトのグラウンドへ。
そこには、防大生の中でもさらに”熱い男達”がいました。
私は全くその気(け)はないのですが、
男の私から見ても惚れてしまうようなエエ男があちらこちらに。
アメフトって何となくカッコいいというミーハーな気持ちでしたが、
それ以来、あの先輩に追いつきたい。目指したい。認めてもらいたい。
そんな思いが沸き起こり、同期の中で一番早く入部しました。
ポジションは憧れのWR(ワイドレシーバー)に。
足は全然速くなかったのですが、元々のズルイ性格もあり、
相手との駆け引き、ルート取りをひたすら磨き、
あとは球際は執念でキャッチするということで
何とか1年生から背番号を頂けました。
(同期34名中、3名だけがもらえた。これは自慢です)
そして何より、
防大アメフト部”カデッツ”で多くの先輩達に
可愛がってもらい、頑張ったおかげで
アメフトというスポーツが好きになり、
防大の厳しい4年間も何とかやり遂げられたんだ
と今でも感謝しています。
アメフト部で夢中になれたおかげで卒業できたようなもんです。