この冬は、本当に寒いですね。
1年前にこの家を建てた時は、エアコンは設置しませんでした。
各部屋に設置予定の場所を決め、コンセントは準備しました。
当時の我が家の暖房設備は、
●電気式床暖房:LDK用
●オイルヒーター(無印):主寝室用
●ハロゲンヒーター:洗面所用
これだけでした。
「2月を乗り切ればもう春だし、大人2人なんだし。」
ということで、少し厚着して、それで結局なんとかなりました。
共働きで平日の昼間は全く不在だったとはいえ、さすがに
電気式床暖房をメインにするとそれなりに電気代は高くなりました。
床暖房で足先が温まると、体感としてはずいぶん楽になりますが、
当然「部屋の温度」まではなかなか上がらないですからね。
問題は夏です。
昨年の夏は、本当に暑かったのを覚えていますか?
その前の年の夏も、確か猛暑でした。
震災後の3月下旬に我が家は計画停電に遭い、また節電ムードに押され
夏前に予定していたエアコン購入意欲がすっかり失せてしまいました。
結果的には、エアコン無しで乗り切ってしまったわけですが、
通風と扇風機とうちわと薄着では、耐え難い暑さでしたね。
少なくとも僕が住んでいる地域では、夏も冬も含めて
エアコンは必需品であることを、この1年間で痛感しました。
そんなこんなで昨年秋から検討を始め、ついに購入に至りました。
7.1kW(最上位機種)1台。LDK用(うちは約18帖)です。
吹抜があるので、高性能の物にしました。
小さな我が家では、これで家のほとんどを賄えそうなぐらいです。
初めて、価格ドットコムの最安価格で注文しました。
後継機種が出るタイミングだったのも追い風でした。
工事は、家電量販店で見積りを取ってくれた業者の人に直接交渉。
ざっくり言うと、本体が11.5万、工事費2.5万、合計約14万円です。
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以上、購入までの経緯でした。
本当は新築時に設置できるならその方がいいですね。
ただし、最近は建物の保証に関してとても敏感になっています。
施工会社(HMや工務店)が、
「外壁に穴を開けるのは、引渡しの後にしてくれ。」
というケースも多いと思います。
それでも家を計画する段階で、エアコン(室内機・室外機)の位置は
ちゃんと決めておきましょう。
室内機も室外機もどちらも重要です。
室内機は、窓の位置、耐力壁、エアコン下地の施工、
コンセントの仕様、分電盤の仕様などに影響します。
室外機は、建物の敷地境界からの離れ寸法に影響したり、
近隣トラブルを避けるために位置の想定が必要です。
次回は、エアコン工事の様子を写真中心で紹介します。