今日の報道で伝えられました。
亡くなったのは、昨年の12月26日、83歳だったそうです。
菊竹清訓(きくたけきよのり)さんは、日本の建築会を
牽引してきた建築家の一人です。
建築業界ではその名前を知らない人はいません。
とはいえ、恥ずかしながら正直に言えば、
僕が知っていることは非常に少ないです。
斬新な建築作品を世に送り出してきたのは、主に
高度経済成長期~バブル期の頃と言って良いと思います。
少なくとも僕が建築の道に進んでからの、この十数年の間には
『愛知万博の総合プロデューサー』
という以外には、教科書的な情報しか持っていません。
教科書的な情報というのは、
「黒川紀章らと共にメタボリズムを提唱した。」というようなことです。
出版物などが多いことから、昨今では執筆活動が
中心だったのかもしれません。
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東京周辺にも、いくつか有名な建物があります。
もっと知りたい方はご検索ください。
■江戸東京博物館
■ホテルCOSIMA→ソフィテル東京→(解体)
数年前まで上野公園の不忍池(しのばずいけ)の向こう側に
見えたのですが、解体されてしまいました。
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僕が思うに、おそらく今後最も語り継がれる菊竹さんの
建築は、彼の自邸「スカイハウス」だと思います。