昨日(12月20日付)で、「無印良品の家」ホームページ内の
『施工例のご紹介』が更新されました。
(我が家ではありませんよ。)
素直に「いい間取り」と感じたので勝手にご紹介。
というか、良いかどうかは本人たちが決めるもの。
他人がどうこういうのは、本当はおかしいんですよね。
YAHOO!の知恵袋とか建築系のサイトで
「間取り診断お願いします!」って平面図をアップしている
ところを時々見ることがあります。
施主の要望も知らない人が、どう診断するのでしょう?
注文住宅に「一般論は不要」です。
詳しいことは、「無印良品の家」のHPを見ていただくとして、
「僕と考え方が近い間取り」だと感じました。
・玄関から入ってLDKの一体空間。基本的に廊下は無し。
・水廻りがまとまっていて、効率的で使い勝手が良い。
・階段は必ず動線が集中する。水廻りとの距離感が良い。
(特に洗濯動線や風呂動線の具合。)
・テレビの位置がどこからでも見えやすい。
・可変性のあるフリースペースの作り方。
・主寝室・W.I.C.の配置。
やっぱ階段がいいなぁ。![]()
無理やりリビングを通すでもないけど、LDKにいたら
気配を感じられるところ。
降りてきた一歩目がいきなりリビングではなくて、
ワンクッションあるところ。
そのワンクッションから水廻りにアクセスできるところ。
2階のバルコニーへ無駄なく移動できるところ。
延べ面積は、うちの1.5倍あります。
我が家は我が家で大満足なのですが、建てる場所が都心でなくて、
土地も建物もゆったりと建てられたらこうしたかもなぁ、という感じ。
懸念事項としては、3方壁に囲まれた冷蔵庫置場を作ると、
冷蔵庫の開き勝手や寸法制限、排熱などの点が少し心配ですが、
細かい話だしまぁきっと大丈夫でしょう。
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ちなみに、在来工法ではこの通りの間取りはできません。
明らかに1階LDK廻りが耐力壁不足となるため、少なくとも
キッチン脇に柱(や壁)が入るのは確実でしょう。
フリースペース廻りも同様で、階段の上がり口の辺りに
通常なら柱(や壁)が必要となります。
耐力壁を通常の6割程度に減らすことができる。
ぱっと見では分からないところに、SE構法の良さが現れています。

