受け、ノーベル賞作家の大江健三郎さんらが都内で
記者会見し、
「集団的自衛権容認の閣議決定は許しても、
実際の行使までは絶対に許さない。
きょうはその誓いの日だ」
と抗議の声を上げました。
抗議の声を上げたのは、大江さんを含む
「戦争をさせない1000人委員会」のメンバーです。
「集団的自衛権の行使=中立の立場を捨てることで、
過去の戦争の多くが集団的自衛権
を名目に正当化されてきた。憲法の理念を権力者から取り戻そう」
と声明を発表し、反対運動を今後も続ける意向表明しました。
集団的自衛権容認の閣議決定に
●大江さんは
「平和憲法・民主主義が自分の支えであり、打ちのめされた気持ちだ」と訴え、
「安倍首相は憲法への畏れを持たない珍しい人間だ。集団的自衛権がもとで
国内で起きるテロなどへの想像力も欠けている」
と批判しました。
●作家の落合恵子さんは
「立憲主義の息の根が止められてしまう。権力者の戦争ゲームに付き合わず、
国民は子供の笑顔を思い浮かべてほしい」
と述べました。
●法政大学の山口二郎教授は
「さまざまな概念を持ちだし、国民を当惑させたままで閣議決定に踏み切った。
不誠実極まりない」と訴えました。
政府は聞く耳を持たないでしょうが、戦争を好む人達の暴走には、この様に各方面での
抗議が起こっています。
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