当時、社会党は右派社会党と左派社会党に分裂していました。
保守政権による改憲等に対抗するために、1955年(昭和30年)に社会党再統一が行われました。
この日本社会党の統一に危機感を覚えた財界等からの要請で、それまで存在した日本民主党と自由党が保守合同して 自由民主党 が誕生し、保守政党が第1政党となりました。
こうして
1)「改憲・保守・安保護持」を掲げる 自由民主党 と、
2)「護憲・革新・反安保」を掲げる 日本社会党 の
二大政党体制「55年体制」が誕生しました。
以後、1993年(平成5年)8月に細川内閣が成立まで、政権を担うのは自由民主党 で、
自由民主党 は、押し付け憲法論を主張し自主憲法制定 を党是に定め、結党いらい
常に変わることなく憲法改定・自主憲法制定 を掲げてきました。
結党当時から現憲法改定・自主憲法制定 を掲げていては、今の平和憲法を押し進め、
普及する努力が浮ついた、形式だけの事になってしまいますよね。
そのため、これほど日本に平和と繁栄をもたらしたこの平和憲法の存在価値が、国民
に十分理解されずに今日まで来てしまいました。
その証拠に、現在のネット内を見ても、「戦争やれ!やれ!」の驚きの大合唱です。
今こそ、現平和憲法のありがたさを再認識し、“戦争をしたい勢力”から この現行の
平和憲法を守っていくべきだと思います。
1人でも「平和憲法を守るべきだ」という人が増えるように、私も微力ながらこのブログ
を再開しました。
皆さんも現状の平和憲法を守るべくがんばりましょう!
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