と言われた日本国憲法。
憲法が成立する前 9条 についての議論で、国会
では吉田茂首相が
「過去の多くの戦争が自衛の名の下に行われており、
自衛戦争も禁止」と答弁。
野党の中でも共産党は「それでは侵略された時の備え
が必要で反対」との態度でした。
自民党と共産党 今と反対の立場のようでした。
日本が自ら提出した憲法草案は、明治憲法とさほど変わらずGHQによってGHQによる
新憲法案が渡され、それに沿って、それに加えて、今の日本国憲法ができあがったよう
です。
内容は今までの封建的な社会を否定し、民主的な世の中の実現にあります。
・第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立。 (親が決める婚姻習慣の否定)
・第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
(神風特攻にも見られるように、あまりにも人間が粗末に扱われた国柄の否定)という
条項が、日本側からの提案で盛り込まれています。
戦後、明治憲法と大して変わらない憲法改正案しかGHQに示せなかった日本。
それに対して今の平和憲法は、言ってみれば占領下にありながら“GHQ&日本の合作憲法”
と言えるでしょう。
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