仏で脱原発派が77% 原発大国で異例の結果
5日付フランスの週刊紙ジュルナル・デュ・ディマンシュが公表した世論調査によると、
同国の回答者の計77%が、原発を即時もしくは段階的に廃止すべきだ
と考えていることが明らかになったとのことです。
電力需要の8割近くを原発が担うフランスで、これほど脱原発の機運が高まったのは
異例で、脱原発団体の代表は、「世論は、福島第1原発事故を受けて明らかに原発の
重大なリスクを意識している」と述べたそうです。
6月1~3日に有権者1005人を対象に行われた調査の結果=
・原発を即時停止すべきだとした回答は15%。
・25~30年かけて段階的に廃止すべきだとの回答は62%。
・原発継続派は22%にとどまった。
--------------------------------------------------------------
<青森県知事選>原発推進派勝利「誰がやっても無くなんね」
6月5日青森県知事選が投開票され、こんな原発の世界的大事故の当事国にもかかわ
らず、原発推進派の現職候補が圧倒的大差で3選を果たしました。
数多くの原発関連施設が立地する下北半島の民家で、かつて反対運動にかかわったと
いう50代の男性の話、
「出稼ぎしねぐていぐなったのも原発さあっからだ。しょうがねがったんだ」。
食卓で原発の関連企業で働く30代の長男と2人、口をそろえた。
「誰がやっても、原発は無くなんね」
白黒ハッキリと比較できる結果が同じ月に出ました。
その国の民度の違いを知る良い機会だと思います。
世界人権の先駆けとなった革命を為しえた国と比較するのは酷かもしれませんが、
日本は世界で唯一の核被爆国です。
そしてこの結果です。
その国の民度!推して知るべきでしょう。
-------------------------------------