民主党の鳩山首相が辞任を表明しました。
民主党の公約マニフェストの超目玉である「子ども手当」支給開始6月1日の翌日辞任というのは皮肉なモノです。
戦後の選挙による実質初めての政権交代が実現し、真の民主主義がやっと機能しはじめたと思っていただけに正直なところ落胆の念で一杯です。
友愛精神を掲げ政権交代を訴え、自民党の長期政権に見切りをつけた国民の期待を一心に集め昨年9月16日に民主党鳩山政権が発足しました。あれから約8ヶ月での辞任。自民党の安倍・福田・麻生の各首相が1年づつ担当した自民党末期政権よりも短命に終わってしまいました。
政権たらい回しで国民に信を問うこともなく3人が首相になったことを批判し続けた民主党としては、次期首相になる人が最後まで、任期一杯まで(3年後)首相を務めマニフェスト実現に努力して欲しいものです。
任期一杯まで政権維持しなければ、政権交代で約束したマニフェストの実現が難しくなってしまいます。
一番大事にしなければいけないことは、政治家個人の面子とかではなく政権交代そのものを潰してしまうことなく、政権交代を国民の果実になるような政治風土にすることです。
戦後初めて政権交代が実現したが、実りある成果は何も無かったでは、国民は落胆するでしょう。民主党後任の首相は残り任期3年で、政権交代の実りを(成果を)必ずあげなければなりません。そうすることで政権交代すれば政治は維新し、前進すると国民に認識され、歓迎されることでしょう。
民主主義社会では当たり前で、やっと実現した“政権交代”なのですから。
鳩山首相は辞任しても民主党政権は続き、政権交代自体は顕在で継続するので、引き続き私は民主党支持ではあります。
皆さんはどうでしょうか。^^
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