鳩山由紀夫首相が米軍普天間飛行場移設問題で、ヘリ部隊移転先に想定していると思われ
る鹿児島県・徳之島の「伊仙、天城、徳之島3町長」とやっと近く会談する見通しとなりました。
3町長は4月1日、会談拒否の方針を転換し、首相と面会して徳之島への移転に反対することを
直接伝えることで一致しました。
これに対し鳩山首相は、熊本県八代市で記者団に面会できることを歓迎する意向を示しました。
首相が4月28日、徳之島に影響力を持つ徳田虎雄元衆院議員と会談し、同島への移転に協力
要請したことを受け、3町長は「直接反対の意思を伝える必要がある」と判断したようです。
首相との会談では、伊藤祐一郎鹿児島県知事と地元選出で自民党の徳田毅衆院議員の同席も
求めることを決めたようです。
当初徳之島町長のみが面会するとしていましたが、残りの2町長は、“会うことすら拒否”する
という野人に近い判断で、およそ民主主義の基本を理解出来てない野蛮人的対応でした。
日本国民が民主的な手続きにより選んだ内閣総理大臣が「お会いしたい」としているにもかかわ
らず、会うことすら拒否し「門前払い」!
この2町長の対応が、今の民主主義時代にそぐわないのは、民主主義教育を受けた者ならば自
明のことでしょう。
徳島に何か困り事があれば、政府に頼みに行くでしょうが、そこで門前払いされ、政府の担当
者に会うことさえ出来なかったら2町長はどう思うでしょうか? 怒るでしょう。
徳之島の2町長は、「面会すら拒否」というその過ちにやっと気づいたようですね。
まずは「会って話す・議論する」それが民主主義の第一歩です。
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