官房長官との面会要請、徳之島3町長が拒否
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、鹿児島県の徳之島、天城、伊仙の
3町長は20日、伊仙町役場で会見を開き、滝野欣弥官房副長官から同日、普天間移設問題
について平野博文官房長官との面会の打診があり、3町長として面会を拒否したことを明ら
かにしました。
3町長によると、滝野氏は20日午後、3町長にそれぞれ電話で
「普天間移設問題について、早い時期に平野官房長官と鹿児島市で会って欲しい。1万5千
人が参加した18日の集会の状況についても聞きたい。3町長の合意があれば、鹿児島知
事も同席させたい」
と打診したということです。
それに対して、3町長は
「島民の民意が覆ることはない。普天間問題で会うことは出来ない」
と述べ面会を拒否しました。
同島の3町長のうち、高岡秀規徳之島町長は「徳之島の3町長で検討、協議してそれに従う」
としながらも、「個人的には、『反対』という民意を直接(首相に)伝えるべきだ」との考えを示し
たのは少し救われた思いです。
一方、同島の大久幸助天城町長は、普天間問題で「政府からの打診を受けるわけにはいか
ない。打診をうけてオーケーでもしようものなら、島民が怒る」と強調したとのことで、議会制民
主主義無視の大勘違い発言です。
先の大戦で沖縄に一方的に悲惨な経験をさせながら、戦後は日米安全保障の具現化に必
要な米軍基地の多くを沖縄に負担させ、その苦しみを理解しない自分勝手な論理が成立して
います。日米安全保障は日本の防衛の基軸と述べながら、国内どこの地域もその基地負担
を担おうとしません。本当に勝手な国民性です。
「だったら!あんたの地域が負担したらどうだ?」と言われるかもしれませんが、私は某
飛行場の近くに住んでいるので、日本中が等しく基地負担を負うという前提ならば、この近所
の飛行場を米軍基地にしても意義有りません。
日本中が等しく基地負担を負うと言う前提でですよ。
ただ、民家が密集し普天間の二の舞になるでしょうが・・・・
日本各地の住民が出来るならば米軍基地が来てほしくないと思うのは誰でも同じです。
反対するのも仕方がないでしょう。
しかし!
この国の主権者が選んだ政府の官房長官が面会して意見を聞きたいというのも拒否!
鳩山総理が訪島するのも拒否!
いったいこれはどういうことなのでしょうか?
なにか勘違いしていませんか? 3町の町長様!
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