開会のお言葉を述べられる陛下
23日午前の閣議後の閣僚懇談会で岡田克也外相は、国会開会式での天皇陛下のお言葉に
ついて信じがたい発言をしました。
「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えてほしい」 ( ̄□ ̄;)!!ガーン
岡田氏は続けて
「大きな災害があった直後を除き、同じあいさつをいただいている。国会に来ていただいているの
だから、よく考えてもらいたい」と驚くべき発言を・・・・・
そう述べて、 天応陛下に? 宮内庁に? 「開会のお言葉」の見直しの検討を求める意見
を首相官邸で記者団に明らかにしました。
砕いて言えば・・・・
「毎国会ごとに来て挨拶しているんだから、もう少し気の利いた言葉で述べろよ!」という驚きの
内容の発言のようにも解釈できる問題発言です。(砕きすぎですか? ^^; )
まあ・・・・他のことはともかく・・・天皇陛下のお言葉をめぐり閣僚が「陛下に(?)意見をする」の
は異例中の異例です。
同日午前の記者会見で平野博文官房長官は、岡田氏の発言について「(発言内容について)
具体的な説明を避けるが、ご意見は承りました。」と述べ、ことさら大事にならない様に冷静に
対応しました。
民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は、岡田外相が23日、国会開会式での天皇陛下の
お言葉について「陛下の思いが少しは入った言葉に」と述べたことについて、「天皇陛下の政治
的中立を考えれば、お言葉のスタイルについて軽々に言うべきではない。極めて不適切だ」と
記者団に述べ、岡田氏を同じ民主党員にもかかわらず厳しく批判しました。
西岡氏はこの後の記者会見で「陛下のお言葉のスタイルについて、私どもが政治的にあれこれ
言うことはあってはならないことだ。外相がどういう思いで言ったのか。ちょっと信じがたい」と驚
きの表情と共に批判的に語りました。
では、野党の自民党はどう受け取っているのでしょうか?
23日夕方、自民党の大島理森幹事長は、岡田克也外相が天皇陛下のお言葉について「陛下
の思いが少しは入った言葉に」と述べたことについて、自民党本部で記者団に「政府が陛下の
お言葉にものを申し上げるのは、憲法上も、政治論としても行き過ぎた発言で、民主党のおごり
を感じる!」と批判しました。
23日の記者会見で岡田氏は、「天皇陛下の国会開会式にあたってのごあいさつというのは、
国事行為ではないが、それに準ずる行為。一定の制約があるのは事実だが、制約があるという
ことと同じ言葉を繰り返すことは違う」と反論しました。
その上で「具体的にこういうことを言うべきだと言ったわけではない。陛下のご意思として従来と
同じように続けるというのなら、それは陛下の判断だ」と説明しました。
(なぜ同じように続けるのが正しいのか、陛下は理解してみえると思います)
岡田氏の述べた言葉が、いかに軽はずみなものなのか、良識ある人(歴史を学び理解してい
る人)達には分かっていると思います。
岡田氏のような人が、こんな軽はずみな考えを述べるとは信じられないし、自民党の大島氏の
「民主党のおごりを感じる!」という言葉に共感してしまいます。
(正確には 岡田氏個人のおごり ですが・・・・)
「国家の祭日に、国民がもっと国旗掲揚を行うようにがんばっています」と述べた「某 将棋指し」
に対して、
「あ それは強制でない方がいいですね (陛下の笑顔と共に)」
と述べられた天皇陛下の深い心を理解出来てない軽はずみな発言です。
民主党政権発足後、まだ40日足らずですから、批判はこの程度にしますが・・・・^^;
岡田氏は、もっと歴史を勉強すべきですね。^^
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