衆参両院で首相指名 新政権 民主党内閣16日夜発足。
衆参両院は16日午後、首相指名選挙を行い、民主党の鳩山由紀夫代表が同党に加えて
社民、国民新各党などの支持を得てそれぞれの院で過半数の票を獲得し、首相に指名され、
民主党代表鳩山氏の第93代首相への就任が正式に決まりました。
衆院(定数480)で鳩山氏は327票を獲得。参院(同242)でも124票を獲得しました。
※(首相指名選挙で自民党は若林正俊両院議員総会長(参院議員)に投票し、
自民党との連立を解消した公明党は山口那津男代表を、
共産党は志位和夫委員長にそれぞれ投票しました。)
これを受け鳩山氏は直ちに首相官邸入りし、組閣に着手。16日夜に鳩山内閣が誕生します。
●閣僚名簿は次の通りです。( )内は年齢
・総理 鳩山由紀夫 (62)
・副総理・国家戦略 菅 直人 (62)
・総務 原口 一博 (50)
・法務 千葉 景子 (61)
・外務 岡田 克也 (56)
・財務 藤井 裕久 (77)
・文部科学 川端 達夫 (64)
・厚生労働 長妻 昭 (49)
・農水 赤松 広隆 (61)
・経済産業 直嶋 正行 (63)
・国土交通 前原 誠司 (47)
・環境 小沢 鋭仁 (55)
・防衛 北沢 俊美 (71)
・官房 平野 博文 (60)
・国家公安委員長 中井 洽 (67)
・金融・郵政問題 亀井 静香 (72)
・消費者・少子化 福島 瑞穂 (53)
・行政刷新 仙谷 由人 (63)
※菅氏は経済財政諮問会議の廃止まで経済財政相と科学技術相を、前原氏は防災・
沖縄・北方相を、中井氏は拉致問題相を、福島氏は男女共同参画・食品安全相を
それぞれ兼務する。
戦後64年、選挙結果による政権交代が初めて実現しました。
民主主義先進国で日本の様な実質的一党独裁状態は、世界中から奇異に見られ、先進民主
主義国家でも日本は特異な存在と世界から評されていました。がしかし、これでやっと、民主
主義的特権である政権交代が実現しました。
世界中から日本の政権交代を歓迎する声が溢れています。
永かったですね! (^_^)
日本のような異例な長期政権が続くと『凡策で国民を苦しめようが、汚職にまみれようが、政
権は常に我々(日本の場合:自民党)の手にある』状態が慢性化してしまいます。
これでは世の中良くなりません。
“極論すれば”政権交代が生じないのならば、選挙などやめて世論調査でもやって
おけばいいのです。
“極論すれば”政権交代が生じないのならば、多額の税金を使って選挙などする意味
がないのです。
これでやっと、本当の意味での民主主義が民主主義の夜明けがが日本にももたらされました。
今回の政権交代を歓迎すると共に、この日本の民主主義の歴史的な一瞬に立ち会えたことを
誇りに思います。
民主党にお祝いを!
そして自民党には、まず健全なる野党として復活されんことを祈念しています。
日本の健全たる民主主義のために!
-------------------------------------
