民主主義 を一言で言い換えるならば何でしょうか?
――― この情報溢れる時代にこそ、
――― この国の民主主義の度量が、
――― この国の国民の民度が、
――― 試されます。
民主主義とは、その字のとおり “民(たみ)が主人公” で、“民の意志により決裁される制度”
です。
このネット時代、情報は溢れ、主権者国民の政治的・社会的判断への材料は膨大に存在し、
次々と目の前を流れて行きます。そして、その膨大な判断の材料(情報)の中には、‘ガセネタ’
‘悪意目的の偽情報’も自由な情報社会だからこそ、たくさん含まれているでしょう。
しかし、それは情報発信が自由だからこそ生じる必然で、情報発信が自由だからこそ避けられ
ないことでもあります。ならば、自分自身でその情報を吟味し、仕分けし、真実の情報を見分け、
主権者としての有益な判断の材料にしなければならないでしょう。
これだけの多量な情報が得られる状況でありながら、この国の主権者である国民が、その情
報による判断を誤れば、その結果は即、国民自身(自分自身)に跳ね返ってきます。
これは、すなわち【自業自得】です。
だから私は「今の民主主義とは、民(たみ)自身の自業自得主義」だと認識しています。
第2次大戦 敗戦後、あれだけ戦争を煽ったこの国の国民が「だまされた!」「知らなかった!」
などと言い訳したのですが、あの報道管制・情報規制・天皇制国家観による教育などの状況下
では、それも言い訳として通じるかもしれません。
しかし、現代のこの膨大な量の情報が溢れる情報社会の中で、今度同じ様な“過ち”を犯せ
ば、63年前と同じ様な責任逃れ・言い訳「だまされた!」「知らなかった!」等は通用しません。
皆さんも、ネット情報時代を心して生きてゆきましょう!^^
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