仕上げ記号(表面性状の図示)をブロック定義したとき
文字違いで、25,3.2,1.6 の3種類のブロックを作成しました。


3Dデータ取扱い技術者=nitecoさん から、
属性定義を使用すると、ブロック挿入時に値が
変更できますよ!と
教えていただいたので早速やってみました。

(いつもありがとうございます。)


教えていただいた参考サイトは、
http://cad.dee.cc/step4/step4_0.htm
です。


属性定義コマンドを実行します。
[作成]メニュー、[ブロック]、[属性定義]をクリック
[属性定義]ダイアログが表示されます。

CAD・CAD・Autocad-[属性定義]ダイアログ


[属性]の[名称]に、「粗さ値」


[プロンプト]に、「粗さ値を入力して下さい」

[値]に、「25」(これが既定値となります)

と入力します。



[文字オプション]の[位置合わせ]を、「右下」にします。

[挿入点]の[点を指定]をクリックして
属性の位置を指定します。
今回の場合、この辺り(ピンクの□)にしました。

CAD・CAD・Autocad-属性定義、挿入点



属性が「???」と配置されました。

次は、「???」と仕上げ記号を構成するオブジェクトと
一緒にブロック定義します。



CAD・CAD・Autocad-ブロック定義(属性付)

定義し終わるとさっそく属性編集のダイアログが表示されます。
今回は、1.6と入力してみました。


CAD・CAD・Autocad-属性編集

仕上げ記号の粗さ値は、1.6となりました。


CAD・CAD・Autocad-仕上げ記号1.6


再度、ブロック挿入で仕上げ記号を配置してみます。

今度は、粗さ値の入力がダイアログではなく
コマンドラインに出ました。


CAD・CAD・Autocad-属性編集コマンドライン


なぜ??
これが標準なのかな?

あと、属性定義の再編集はどうやるのか?


疑問が出ましたが
今日はこれまでとします。


おっと、最後に

ずーっと、「仕上げ記号」などと呼んでましたが、

最近はどうなんでしょうか?

ISO・JIS準拠 図面の新しい見方・読み方/桑田 浩志
を読んでもはっきりと書いてはないんだよなぁ~。

「表面性状の図示方法」とあるから、
「表面性状の図示記号」でいいのかな?
人に伝えるには長すぎるよなぁ~。

まぁ、ふだん使ってる「仕上げ記号」でいいや。べーっだ!