超高層ビルからガラス片が落下し通行人負傷
7月7日午後1時50分ごろ、東京・丸の内にある「三菱商事ビルディング」(地上21階建て)の最上部にある塔屋のガラス壁から、破損したガラスが約100m下の路上に落ちた。このガラス片で、通行人の女性会社員が右手に軽いけがをした。
塔屋のガラス壁は、空調・変電設備などを風雨から保護するためのもので、520枚のガラス板で構成する。ビル管理者の三菱商事によれば、破損したガラス板は1枚のみで、大きさは、縦約2.5m×横約2m×厚さ約1.2cm。割れた個所のガラスの一部が落下した。使われていたガラスは「倍強度ガラス」。普通板ガラスと比べて耐風強度と熱割れ強度が高いため、高層ビルの外装でよく用いられている。
塔屋のガラス壁の点検は年9回ある。直近の6月18日における点検では、ガラスに異常は見つからなかったという。事故当時、屋上に人はいなかった。
三菱商事は事故の翌日未明までに、ガラス壁の周囲に落下事故を防止する防護ネットを設置した。同社は現在、事故原因を調査中だ。
出典:日経BP社 ケンプラッツ

