教育カテゴリではないので、
難関校や高偏差値コースの話は出てきません
中学受験なし → 公立中 → ゆるめ高校受験 → そのまま大学進学。
“ガチじゃない”家庭のリアルな受験記録になります。
「うちもそうだったかも」「これからそうなるかも」という方には、
少しでも参考になることがあればうれしいです
📚 第9話:まさかの「国立、受けてみない?」
高3の1学期終わりの三者懇談で、
先生からまさかの一言。
💭成績はずっと“深海魚”レベル
うちの子、ずっと成績は深海魚で💦
国立? いやいや、夢のまた夢。
現実的には県立大学に行けたら御の字、って感じでした。
でもね、その県立大ですら…
全然届かない偏差値💀
懇談では先生からも
「このままじゃムリだぞ」
って、何度も言われてたけど、当の本人は相変わらずやる気ゼロ。
まさに、“深海魚”のまま高校生活を漂ってました🐟
○○大学の総合選抜、受けてみない?
高3の1学期。
なんの期待もしていなかった三者懇談で、先生がポロッと言った。
「○○大学の総合選抜、受けてみないか?」
国立大学です
……え?
その瞬間、時間が止まった。
先生、冗談ですよね?って顔で先生を見ると、本気の目。
「うちの子の偏差値、知ってますよね…?」
思わず聞いてしまった。
先生の答えはこうでした。
「一般では受かりません。はっきり言って。
でも、総合選抜なら“可能性”はある」
──一瞬、信じられなかった
成功例があった
話を聞くと、数年前、同じ高校から同じ学部を総合選抜で受かった子がいたらしい。
その子も、成績はぱっとしない。
正直、一般では国立は無理だろうと周囲も思っていた。
でも、受かった。
学校としても“可能性があるルート”として提示してきた。
🔍調べてみたら、偏差値だけじゃない世界があった
その大学のことを調べてみたら、
普通科だけじゃなく、工業高校や農業高校からの進学者もいて、
「偏差値だけで決まるわけじゃない」ということを知った。
正直、総合選抜はまったく眼中になかった
総合選抜とは
何も知らなかった
(この時私が思ったことは、芸能人とかが大学入る時に使ってるAO入試のことかな?芸能人じゃないのに?使えるの?)
これぐらい無知だった(恥ずかしい)
でも、ここでひとつ問題が──
でも、武器がない──そう思った
とはいえ、うちの子。
ボランティア経験❌
研究実績❌
課外活動❌
志望理由書に書けるような実績なんて、ひとっっつもない。
「うちの子、何を武器に戦えばいいんですか…?」
不安でいっぱいだった。
でも先生は、こう言った。
○○大学の▲学部は、
課題レポートと口頭試問で選考します。
口頭試問は“数学”から出ます。数学なら、君はまだ可能性がある
あの数学が、また道をつくってくれた
中学から突然得意になった数学……。
テストの点数は全体的にひどくても、数学だけはいつも偏差値60近くにいた。
そう、たったひとつの得意が──このとき、また道を開いた。ガチャ
「やってみるか?」
先生にそう聞かれた子は、小さくうなずく。
“可能性は低い”かもしれない。でも、ゼロじゃない。
こうして、うちの深海魚は「国立大学総合選抜」という荒波に、まさかの挑戦をすることになった。
🔜次回予告:「あれ?希望学部は一緒でも、学科違い?」
\次回もお楽しみに〜☺️✨/