暑中お見舞い申し上げます。

 

厳しい暑さが続いておりますが

いかがお過ごしでしょうか。

 

私は暑さ対策の一環として

懲りずに平べったい系のプレコを

お迎え致しました。

 

どうも僕です。

 

 

 

 

てな訳で今日も懲りずにペタンコな奴です↓

バットマンアンジェリカスです!

 

 

 

 

 

前回のシュードアンシストルスシデリウスとどこが違うの…?」

と心の友に聞かれることを予想して丁度良い写真を撮って来ました。

まずパッと見で全然大きさが違います。バットマンアンジェリカスは割と小型な部類なので普通に半分くらいです。

もう少し具体的にその違いを見ていきましょう!

水合わせ時の様子です。頬のヒゲがかなり発達し、エラ蓋もけっこう反転します。

ドボン時の様子です。MAX色飛び中ですが、この状態でやっとシデリウスっぽい色味になります。

で、普段の色味はと言いますと…

黒地と白いドットのメリハリがハッキリしています。

 

体の割に胸ビレが長いので『バットマン』と付く様ですが、命名者はコアなアメコミ好きなのかもしれません。(私なら「シジマール」と付けたい)

 

 

 

 

飼育感としては平べったい系独特の身のこなしを利用してトリム達と上手く付き合いつつ、砂利をモフっているので素敵です。

その頑張っている姿はロボコッ…ではなくレイコップを彷彿とさせます。

 

 

 

 

 

 

ちなみにこのバットマンアンジェリカスの学名は

『シュードリソックス アンスラックス(Pseudolithoxus anthrax)』

だそうで、シュードアンシストルス シデリウスと頭とケツの文字が一致してしまい、ヤヤコシイので和名で良かったと思っていたら、実は同じ河川にいるとのこと。

前回のブログで登場したオリノコ川最大の支流「ベントゥアリ川」なんですが、日本にたまに来る別のシュードアンシストルスもベントゥアリ川でした。

 

 

てか知れべてみたらこのシュードリソックス属、ベネズエラの川にしかいないっぽいので今日はこれをまとめて閉めたいと思います。

 

●ベントゥアリ川

Pseudolithoxus anthrax

⇒『バットマンアンジェリカス』、本日主人公

Pseudolithoxus dumus

⇒『グリーンブラックスポットバットマン』、色味が独特

Pseudolithoxus tigris

⇒『クイーンスパングル』、全プレコの中でもかなりライト級でクイーンアラベスクに似た柄を持つ。(個人的には「アラベスクスパングルでは?」と思っています)

●その他

Pseudolithoxus nicoi

⇒バットマンアンジェリカスの背ビレ尾ビレに気持ちホワイトエッジが入ったシアパ川のシュードリソックス

Pseudolithoxus kelsorum

⇒キンペコ柄をしたベネズエラ-コロンビア間のオリノコ本流シュードリソックス

 

と思ったら割と近年、ゴリゴリのアマゾン地区(ウアツマ)でも見つかっていました↓

Pseudolithoxus kinja

⇒ポルカドットカイザー&グローボとかラージスポットロイヤルグローボみたなタイル柄をしたシュードリソックス

 

以上です!今までベネズエラ=カブレラのイメージしかありませんでしたが、そこにシュードリソックスも加わる運びとなりました。これからはバットマンの中身はカブレラに見えるハズ。

 

では、またm(__)m