先週末、買出しに行ったついでに買ってきた本
著者の石垣 憲一さん、本職は翻訳家らしいですが以前にも
という著書があります
普通、カクテルブックはプロ向けのものばかりなので何十本ものお酒が揃って
いることを前提としています
しかし、「五本~」は、家でカクテルを作りたいという方を対象に、本当に
最低限必要なものは何か?という視点で書かれたユニークな本です
そういう意味では「素人向け」といえますが、「ステア」「シェーク」といった技法を
分析、プロとは違う方法で(=シェカーやミキシンググラスを使わずに)、同様の
効果が得られるカクテル作りの手法を考察、実践をする、というアプローチは、
まさに「目から鱗」
素晴らしい内容の一冊です
「カクテルホントのうんちく話」は、古今東西問わず様々な文献を検証して、
マティーニ、ギムレット、マルガリータ、モヒート等のスタンダード・カクテルの
起源を探る、という内容です
さすが翻訳者、とうならざるを得ない豊富な参考文献を基に徹底的に検証、
考察をしています
例えば「マルガリータ」
ここ日本で広く信じられている「散弾銃で命を落とした恋人の名前」説がいかに
眉唾モノか、ということが良く分かります
その他のカクテルについても同様に、とても深く掘り下げられていて、完全に
プロ向け、と思います
難点を挙げるとしたらその文体、2冊とも独特の“クセ”があってかなり読み辛く
個人的にはあまり好きになれません
編集者は気にならなかったのだろうか、勿体無い気がして非常に残念。。。
ともあれその内容は本当に素晴らしくバーテンダー必読の書、と思います

