子どもが不登校になると、
「まずは親が変わりましょう」
と言われることがあります。
でも、これを聞いて
「私が悪かったってこと?」
「私のせいで不登校になったの?」
と思ったことはありませんか?
子どものことで悩んで、
何とかしようと頑張っているのに、
さらに親が変わらなきゃいけないの?
そう思うお母さんもいると思います。
でも、なぜ「子ども」ではなく
「親が変わる」と言われるのでしょうか?
子どもが不登校になったころの私は、
子どものために何かしなくてはと思い、
声をかけたり、励ましたり、
先回りしてあれこれやっていました。
でも、
子どもは親の思い通りには動きません。
それでも私は、
子どもを何とかしようと、
あれこれ働きかけ続けました。
その結果、親子関係は
どんどん悪くなっていったのです。
親が変わるというのは、
親が悪かったと認めることではありません。
子どもを変えようとするのではなく、
自分の関わり方を見直してみる。
私は、そう考えています。
例えば、
・学校へ行かせようと説得していたなら、
いったん説得するのをやめてみる。
・子どもの生活が気になって
あれこれ口を出していたなら、
少し様子を見てみる。
・今までと違う関わり方を試してみる。
それも、親が変わるということなんです。
私も、子どもが不登校だった頃、
「学校に行かなくてもいい」
「生きていてくれたら、それでいい」
そう思えるようになったつもりでした。
でも、
何日もお風呂に入らないわが子に、
「臭いよ」
と言ってしまっていました。
「お風呂に入りなさい」とは言わなくても、
「臭いよ」って言えば、
もしかしたらお風呂に入ってくれるかも
という期待があったんです。
子どもを受け入れたつもりでも、
まだ自分の思い通りに
動かそうとしていたんです。
そんな自分に気づいてからは、
今、本当に声をかける必要があるのか。
それとも、もう少し様子を見てもいいのか。
一度考えるようになりました。
親だって、すぐには変われません。
気づいたときに、
また自分の関わり方を見直せばいいんです。
親が関わり方を変えたからといって、
子どもがすぐに学校へ行けるように
なるわけではありません。
でも、関わり方を変えることで、
今までとは違う親子のやりとりが
生まれることがあります。
私自身も、関わり方を見直す中で、
少しずつ親子関係が変わっていきました。
子どもを何とかしようと
頑張ってきたお母さん。
今までの関わり方が
すべて間違っていたわけではありません。
何もかも変える必要もありません。
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