― ステフィン・カリーはトロフィーのケースに金メダルを追加したかったが、オリンピック回避という彼の決断は、これまでの経験による知恵の表れであり、彼とウォリアーズにとって正しい選択だ。―

***
いつも読んでくださりありがとうございます!!!
こちら↓でささっと触れたステフの東京五輪不参加ですが、

ベイエリアの記者の見解を読んでおきたいと思いました。
***

***
『ステフィン・カリーは東京オリンピックをスキップするという決断で知恵を示す』
(現地2021/6/22)

オリンピックに参加して金メダルを獲得したいのと同じくらい、遅かれ早かれ、ステフィン・カリーは、大抵、大局的なレンズを通して視点を導き出す。

彼の心の奥底には、実用的な思想家がいる。

従って、リーグ情報筋によると、

彼は、東京で開催される夏季五輪へ旅立つチームUSAの一員ではない。

 

 

彼の立場に立って見れば、この決断は知恵に富んでいる。

彼は、NBAの巨額の契約の最終年が迫る中で、自分の全盛期を拡大しようとしている33歳のベテランなのだ。

 

ある時点でカリーはその理由を明らかにするだろうが、少なくとも1つは明らかなようだ。

このポストシーズンの全てではないにしても、多くの時間をサイドラインから観て過ごしているNBAプレイヤーは多い。
恐ろしいことではあるが。


プレーオフを怪我で戦ってゲームを欠場した選手:

マイク・コンリー(UTA)、
アンソニー・デイビス(LAL)、
ルカ・ドンチッチ(DAL)、
ジョエル・エンビード(PHI)、
ダニー・グリーン(PHI)、
ジェームズ・ハーデン(BKN)、

サージ・イバカ(LAC)、
カイリー・アービング(BKN)、
レブロン・ジェームズ(LAL)、
カワイ・レナード(LAC)、
ドノバン・ミッチェル(UTA)
トレイ・ヤング(ATL)


ポストシーズン前に負傷した主要な選手:

ジェイレン・ブラウン(BOS)、
スペンサー・ディンウィディー(BKN)、
ゴードン・ヘイワード(CHA、プレイインゲームで欠場)、
ジャマール・マレー(DEN)、
ビクター・オラディポ(MIA)、
ミッチェル・ロビンソン(NYK)

この計18名の選手のうち15名がカリーよりも若い。


そして、これらの怪我の少なくとも一部は、2020年のバブルにまでさかのぼる圧縮されたスケジュールに関連していると思うのは合理的だ。

 

ウォリアーズはバブルに参加していなかった。
しかし、彼らの2020-21シーズンは他の29チームと同じくらいタイトに圧迫された。
精密にコンディショニングしたアスリートでさえ、それほど多くを耐えることはできない。


”全チーム、全プレイヤーにとって、これは疲労困憊のシーズンだった。”

とウォリアーズのヘッドコーチのスティーブ・カーは、4月の5試合のロードトリップの後で語った。

”COVIDプロトコル、感情的なつながりの欠如。
ロードで家族や友人に会うことができず、家族と夕食に出かけることもない。

自分のカップを満たし社会生活を完了するために行える普通のことがない。
そういうことのどれもがないのだ。”


カリーの周りで時間を過ごすことは、怪我を嫌うだけでなく、怪我を認めるのを嫌うことにも気づくことだ。
これは、キャリアの早い段階での怪我に対する反射的な反応であり、一部の人は、カリーを”怪我をしやすい選手”としてラベル付けした。

尾骨の亀裂骨折をしていながらシーズンの最後の2か月をプレーした後、カリーが自分の体に望んでいた最後のことは、おそらく厳しい競い合いのワークロードに関連していると思われる怪我を維持することだ。

 

 

昨シーズンのカリーの素晴らしいパフォーマンスは、彼のパーソナルトレーナーのブランドン・ペインとオフシーズンのトレーニングで準備した産物だ。
彼は、明らかにそういう結果を好んだし、ウォリアーズも好きだった。

痩せこけた10代から実績のある30代まで、自分のフィジカルを開発しながら、カリーは自分の解剖学に精通している。
誰よりもよく知っているのだ。

image

彼は、自分の心と体からのメッセージに注意深く耳を傾ける。

そして、彼の家族だ。

 

2週間のトレーニングキャンプと、7月24日から8月6日までゲームが予定されている東京への往復を3回以上は、多くの疑問だ。
家族や友人から離れ、パンデミックについて警告を発している場所での5週間のロードだ。
レギュラーシーズンには、かなりの孤立があった。
もっとしろと?

もう結構だ。

image
カリーは、自分の業績のリストにオリンピックメダルを追加したかったであろう。
しかし、彼の最初の専門的な優先事項は、ウォリアーズだ。
わずかなマージンでプレーオフを逃した後、彼はその経験を繰り返すことに関わりたくない。

カリーは、自分自身と自分の愛する人のために正しいことをしていると思っている。

そうでなければ議論するのは無責任だろう。

 

---

スティーブ・カーはステフの決断についてこう語った。

 

”ステフともドレイモンドともこのことについて話をした。

実際、それは理にかなっていると思う。

ステフは非常に多忙だ。

シーズン中の多くのゲームでとてもハードにプレーしなければならない。

180ポンド、33歳、彼は休息が必要だ。

ステフがこの夏にたくさんの休息を取り、家族との時間を過ごし、9月のトレーニングキャンプに向かう準備が出来ることを私は嬉しく思う。”

 

カリーは東京でプレーしないがドレイモンド・グリーンは参加することを決断し、元ウォリアーズのスターのケビン・デュラントとの再会も伝えられている。

image

東京五輪でプレーしないというカリーの決断は知恵の表れだ。

 

MVP投票の3位で終わったカリーは、今シーズンウォリアーズをプレーオフに導くために多大なエネルギーを費やした。

彼は、のちに亀裂骨折だったことが明らかになった尾骨の怪我でプレーしていた。

2020-21シーズンの前の短いオフシーズンと圧縮された72試合のレギュラーシーズン、NBAプレーオフで見られる様々な怪我を踏まえ、カリーは体を回復させることと妻アイーシャと3人の子供たちと一緒の時間を過ごすことを選択している。

 

また、カリーは、金メダルを獲得したいのと同じくらい優先したい目標は、ウォリアーズをNBAの頂点に戻すことだ。

彼は来シーズンのプレーオフを逃したくない。

クレイ・トンプソンの復帰と、ロスターの微調整を伴うゴールデンステイトがNBAのタイトルを争うことを期待している。

 

カリーはその目標を達成するために体に大事にする必要がある。

 

カーはそれを理解しているので、カリーの決定に賛成している。

 

】(情報元:Steph exhibits wisdom in decision to skip Tokyo OlympicsSteph passing on Olympics 'makes perfect sense' to Kerr)

 

ゲームの時だけのSFと東京の往復、なんということもあるのか。。。

大変そうだ。

 

カーはドレイモンドの五輪参加については、

”素晴らしいシーズンとなっているドレイモンドにとってこれ非常に大きい。

このシーズンの後半はこれまで見たことがないくらい良かったからね。

リズムを保ち、その勢いを維持することが、誰よりも彼にとって重要だ。

彼がセンターをプレーしているとき、ディフェンス面で非常に素晴らしい。

だから我々は東京でそういう彼を必要とするだろう。”

とシーズン後半に見せた切れ味のまま五輪に向かうことに期待していました。

センターの役割が増えることは、怪我が心配になるので、ドレイモンドには来シーズンのトレーニングキャンプには100%健康な状態でお願いしたいです。

 

あとは初来日になるKDとドレイモンドが同じコートで笑い合ってたら言うことなしですね!

ベガスでのUSA代表チームのキャンプは7月6日から始まります。

 

東京五輪でステフの初の金メダルかなぁ、なんて期待したけれど、残念ですよね!

それがステフの決めたことならば。

どこかでステフが会見してくれるといいなぁ...


しっかり休息し、リチャージして、もっと強くなって全盛期を拡大して欲しい!

彼の笑顔がコートで観られる来シーズンが待ちきれないです!

 

 

あとは、毎夏のタホ湖のゴルフのステフが楽しみ!

 

/*** Thanks for your visit ****
ここまで読んでくださりありがとうございます!
NBAやバスケットボールに興味のない方にも知ってもらえたら嬉しい。
話題の大小に関わらず、”愛情”を持って投稿しています!
特に重視したいのは、報じている記者の意図やストーリー展開です。
ただその事実だけを伝えるだけではなく、
現地の記者の報道への情熱や愛情も、
構成や美しい英語の表現も出来るだけ大事したいと思っています。
まだまだ勉強中です。
私の考えは【】の外、もしくは(キャ:)の中に書いてます。
頂いたコメントは内容によって掲載しない場合があります。
また、ブログ内に埋め込んだTwitterやInstagram,Youtubeや画像リンクは、
そのアカウントや記事が削除されるとページ内に空白に表示されます。
(キャサリン)DubNation!
http://ameblo.jp/caco34/
***************************/