― ステフィン・カリーとドレイモンド・グリーンは、何年間もウォリアーズのチームフライト中にポーカーで遊んでいる。

ポーカーは2人にとってチーム構築の戦略だという。―

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いつも読んでくださりありがとうございます!!!
チームフライト中にステフとドレイモンドがチームの戦略などいろんな話をしている...

ドレイモンド・グリーンは、ウォリアーズの長距離のフライトでステフィン・カリーの隣に座ることが多い。
チームメイト達が近くで寝ている間、グリーンとカリーは子育てから政治やビジネスの企てまで、あらゆることを話し合う。

時折、カリーがタイミングの良いジョークを言うと、グリーンが大声で笑うので、誰かが彼らの声のボリュームを抑えるように彼らに思い出させなければならない。

...なんていう記事を読みましたが、

こちらの記事にも2人がフライト中にケミストリーを深めている方法が書かれていました...が、

トランプスペードポーカー札束?笑

面白そうなので読んでみます。

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『ステフィン・カリーとドレイモンド・グリーンにとって、ポーカーはチーム構築の戦略だ』
(現地2021/1/10)
【サンフランシスコ発―

 

ケボン・ルーニーはカードプレイヤーではない。

だから、ステフィン・カリードレイモンド・グリーンがウォリアーズのチームの飛行機のデッキを引き出してプレーしようと招く時、ルーニーはその代わりに映画や目を閉じてくつろぐことを選んだ。

一方、38,000フィートの上空にいるときのカリーとグリーンは、機内の同じセクションにある同じテーブルを使える座席に座ってそれを楽しんだ。

ゲームの名前はポーカーで、カリーとグリーンはそれを本当に真剣に捉えている。


”彼らはかなり上手なんだ。”
とルーニーは言った。

”僕はいつも参加しなかった。”


コートでは、この二人は、自分達の競争心を示す別の方法を持っている。

カリーはスキル、厳しい表情とシミー(ステフのお決まりのポーズ)で、グリーンは、開けた口から吐き出す炎で、通常はそれらが他のチームに向かう。
しかし、カリーとグリーンがお互いを敵とするのは、こういう伝統的なポーカーゲームの最中だ。
チームメイト全員が招待されるが、受け入れる人はほとんどいない。

 

”僕はそういうゲームに参加したことがなかったので、おそらく僕はその話をするのに適していない人物だ。”

と、2014年から2019年までウォリアーズでプレーしたショーン・リビングストンは語った。
”僕は税金を払っている。

だからすでに支払っている税金に加えて、別の税金を払う気には全くならなかった。”

 

 

最近は、パンデミックプロトコルのため、そういうゲームが抑制されているが、すべては10年近く前に始まった。

2012年、当時は真面目なルーキーだったドレイモンド・グリーンは、Bourré というゲーム(ブーレ:NBA界隈で一般的なカードゲーム)で遊んでいるデビッド・リーアンドリュー・ボーガット、ブレイクアウトシーズン間近だった4年目ガードのステフィン・カリーに加わった。

すぐに、こういうゲームは、ロード中の彼らの生活になった。
音楽が流れる中、ワインが注がれ、ドル札が飛んだ。
カードが配られるということは、貴重な睡眠時間と多少のお金をあきらめることを意味した。

 

”僕は一度もそのテーブルに座ったことはないし、

そのテーブルに座ることを考えたことさえなかった。”
そのシーズン、ゴールデンステートのルーキーだったケント・ベイズモアが言った。
”誰でも歓迎されるよ。

問題は、一度入ると出られないということなんだ。

だから僕は、そのようなものに面白半分に手を出したくなかった。”


特に、Bazemoreは、無保証のミニマム契約のドラフト外のルーキーとしてウォリアーズに入団したからだ。


”お金を無駄にしている人になりたくないんだ。”

と彼は言った。


カードプレイヤーは、フライト中ずっとカードを配り、カードを引くつもりだ。

チームメイトが降りて荷物を持っている間、カリー、グリーン、リー、ボーガットはまだゲームをやり遂げるために機内にいたのだろう。


年月が経ち、ロスターが変わると、ゲームも変わった。

ブーレ(Bourré)に加えて、カリーとグリーンはポーカーをするようになった。

時にはバ、スケットボールオペレーション・ディレクターであるジョニー・ウェスト(Jonnie West)やクレイ・トンプソンが加わった。

 

”クレイは何回も負けた。”

とリビングストンが思い起こした。

 

 

しかし、機内の場所は決して変わらなかった:
後方のコーチ陣と前方の選手たちの間の真ん中のセクションだ。
大きな四角いテーブルの前後に座席が二つずつある。
最高のトランプの場所だ。

”私がここにいるようになってからも、ドレイモンドとステフは、まったく同じ席に座って、カードをプレーしていた。”

アシスタントコーチのブルース・フレイザーは言った。
”それだけで、彼らはお互いが好きなのだと言える。

そのエリアからの笑い声が聞こえたら、

彼らが一緒にいることを本当に楽しんでいると誰にでも言わせるだろう。”


ほとんどの場合、ゲームはリラックスした雰囲気で、ヒップホップとゲーム後のワインによって完成された。
しかし、チームメイトは、帽子が後ろ向きになり、フーディが脱ぎ捨てられ、チェックブック(小切手帳)が出てきたら、その熱気が急に高まることを知っていた。

”誰が一番勝つかは教えてくれないと思う。

彼らはお互いを好き過ぎるからね。”
フレイザーは言った。

”シーズンの終わりまでに、通常、お金は均等になる。”

何年にもわたって、カリーとグリーンの周りのキャストは変化した。

今シーズン、アキレス腱断裂で全休のトンプソンは、2019年以来参加することが出来ていない。
リーとボーガットが引退した後、ザザ・パチュリアが加わった。
オムリ・カスピヨナス・ジェレブコなどの選手たちがちょっと参加した。
しかし、カリーとグリーンが常連で、彼らのカードゲームの技術を洗練していた。

”そのようなケミストリー、友情、そのプロセス全体を楽しんでいるときは、
本当にカルチャーのトーンをセットするのに役立つ。”

とフレイザーは言った。
”飛行機にいる間のトーンを整えるだけではない。”

 

地上に降りても、ポーカーは、ウォリアーズの組織に浸透していた。

 

毎年1月、ウォリアーズのコミュニティ財団は、サンフランシスコのセントレジスホテルでポーカートーナメントを主催している。

 

(キャ:↓これは2020年6月に公開されたビデオですが、ステフやドレイモンドはもちろん、Quese、GR3、DLee、Paschall、Ky、Klayら、コーチ陣も参加していました。ぜひ覗いてみてくださいね!)

 

プレーヤーとコーチが、数千ドルで座席を購入するビッグウィグ(有名人・有力者)やハイローラー(高額を賭ける人)と直接対決する。

過去には、ワールドシリーズで15回ポーカーチャンピオンになったフィル・ヘルムス(Phil Hellmuth)がイベントに参加し、上位3名の受賞者には、ナパへの豪華な旅行とクルーズが含まれていた。

チャリティーのためなので、ルーニーが自分でプレーできるのは、1年に1回だ。
彼は、必然的に早く退出する。

しかし、カリーとグリーンは、彼らがしてきたすべての練習の力を尽くして、たいていファイナルテーブルにたどり着くのだとルーニーは言った。

”彼らは本当にそれを楽しみにして現れる。”
ルーニーは言った。
”彼らは、数回は優勝しそうなところまでいったよ。”


カードゲームを通じて彼ら独自のパートナーシップを磨いて、カリーとグリーンは現在、再建の真っただ中のこのチームの年配の優れた指導者だ。

昨シーズンわずか15勝だったウォリアーズは、プレーオフに進出するためにほとんど一緒にプレーしたことがない高価なロスターで戦わなければならない。

カリーとグリーンは、この真新しいグループと上手くやっていく面倒を見る任務を負っている。

ちなみに、このプロセスは、今の不確実な時代でさらに困難になっている。

”ポーカーであろうとボレであろうと、そういうゲームが彼らをより親しくしている。”
リヴィングストンは言った。
”それはチーム構築であり、友情だ。

そういうケミストリーをコートの外で構築し、それがコートに持ち込まれるものだ。”

しかし、カードを配ることができなくなった今、そのケミストリーは、チーム練習でのみ構築されるに違いない。

フィルムセッション中、グリーンは、ルーキー・センターのジェームズ・ワイズマンにディフェンス・ローテーションをミスしたことを指摘したり、エリック・パスカルに気を抜いたクローズアウトを非難したりことを躊躇しない。

 

スクリメージでは、カリーがアンドリュー・ウィギンスやケリー・ウーブレイ・ジュニアに注意深くゴールデンステイトのオフェンスに最も貢献する方法を指示する。
2人は、8年前のカリーのようなブレイクアウトシーズンを望んでいる若い選手たちだ。

 

”それは good-cop/bad-cop(良い警官/悪い警官:カードゲーム)のようなものかもしれないね。”

とグリーンは言った。

 

カードゲームのように、カリーとグリーンは、対照的な性格のために衝突するのではなく、お互いをオフにしてプレーする。


”僕達はいつもドレイモンドがいっぱいいるチームやステフがいっぱいいるチームを持つことは非常に難しいだろうと言ってきた。”
とリビングストンが言った。
”彼らは火と氷だからだ。

成り立つグループを助けるためにはその両方が必要なのだ。”

】(情報元:For Steph Curry and Draymond Green, poker is a team-building strategy)

 

コロナ禍ゆえ、テーブルを囲んで大声で笑うことが出来ない現在、ケミストリーを深く構築するための工夫をしなければならないので、チームの主力として、ステフやドレイモンドにはオフコートでもストレスフルな時間が増えることになるのでしょう。

クレイ・トンプソンも、その仲間にはいってロッカールームの声の一つになってくれると思います。

 

クレイと言えば...

5年前のコービーとの最後のゲーム、忘れていなかった...

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”5年前の今日、時間はあっという間だ、あなたがいなくて寂しい。”

 

 

 

 

そうだね、まだ寂しいね...

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★今日の英語

bow out = (お辞儀をして)出て行く、退出する、身を引く

 

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それもまだ勉強中です。
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