― サンタクルーズ・ウォリアーズでNBA昇格を狙っていたアンドリュー・ハリソン、ジョナソン・シモンズ、デヨンタ・デイビスは、 そのチャンスを失ったことに我慢するのが難しい。―

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いつも読んでくださりありがとうございます(・・)/

ゴールデンステイト・ウォリアーズの傘下のGリーグチーム、サンタクルーズのシーズン休止による実状を読みました。

これはGリーグ選手の一部のことではあるけれど、同じようなことが他のチームでもあるのだと思います。

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『シーズンの早期終了でサンタクルーズ・ウォリアーズがどのように対処しているか』
(現地2020/3/20)

最後の6試合ほどのGリーグゲームは、プロバスケットボールを求めるクラスの選手達にとっては、極めて重要な期間だ。

NBAのコールアップのチャンスがないプレイヤー達でさえ、シーズン最後の数週間は海外リーグで有利な契約を獲得する可能性のあるハイライトリールをまとめるチャンスだ。

 

”ここの選手達の数人は、自分が出来るものを示すためにその期間のゲームを本当に必要としている。”

とゴールデンステイト傘下のGリーグチームであるサンタクルーズ・ウォリアーズのヘッドコーチのクリス・ウィームズ(Kris Weems)は言った。

”彼らにこの期間のゲームがないことを知っていることだけが、私にとって本当に辛いことだ。”

 

NBAはコロナウイルスの発生により、早くても6月中旬までプレー再開をしない可能性に備えている中、マイナー・リーグはすでにシーズンの残りがキャンセルされるだろうという信念の下で運営されている。

Gリーグはまだ公式の発表を行っていないが、ウィームズはサンタクルーズのワンルームマンションから引越し、家族の居るメンローパーク(サンフランシスコの富裕層の住宅地)の家から電話会議でチームのスタッフたちとシーズン最後のミーティングを行った。

 

一部のプレイヤーはカイザー・パーマネンテ・アリーナ(サンタクルーズのホームアリーナ)近くのハイアット・プレイスのチームが提供した部屋に避難している。

彼らは基本給全額を受け取る予定だが、その他のことについては、ほとんど確かではない。

 

コロナウイルスの危機は、世界中のプロ・バスケットボール・リーグを閉鎖した。

NBAのレギュラーシーズンが終了すると、このスポーツの最高のオーディションを受け続けるために、選手達はサマーリーグ(通常7月)、またはトレーニングキャンプ(通常9月)まで待たなければならない、

 

これは、特に、サンタクルーズのガードのアンドリュー・ハリソン(Andrew Harrison)、フォワードのジョナソン・シモンズ(Jonathon Simmons)、センターのデヨンタ・デイビス(Deyonta Davis)にとって我慢し難いことだ。
彼らは皆、NBAチームとの10日契約のチャンスがあったのだ。

[Jonathon Simmons NBA G League Highlights: February 2020]

次のレベルで印象的なパフォーマンスをすることは、キャリアの安定性を見つけるために彼ら全員が必要なことだったかもしれない。

[参:ジョナソン・シモンズ、サンタクルーズと契約した理由/新しい10日契約にマイカル・マルダー]

 

NBAがプレーを無期限に停止する前日、ガードのマイカル・モルダー(Mychal Mulder )は、ゴールデンステイトとの10日契約から無保証の3年契約に変えることに成功した。

モルダーは、サンタクルーズの宿敵であるウィンディ・シティ・ブルズ(2017-19)、スーフォールズ・スカイフォース(2019-20)に所属していた。

ウォリアーズに定着する前にNBAゲームでプレーしていなかったモルダーとは異なり、ハリソン、シモンズ、デイビスはそれぞれ、NBAレベルの豊富な経験を誇っている。

[Andrew Harrison with 24 Points vs. Salt Lake City Stars]

 

”この3人は、今シーズンNBAに戻るチャンスがあると本当に信じていたと私は思う。”
とサンタクルーズ・ウォリアーズの実況解説のケビン・ダナ(Kevin Danna)は言った。

”3人とも、かなり優れたバスケットボールをプレーしていた。”

 

NBAに向けて選手達をグルーミングすることを目的としたリーグにおいて、ポストシーズンは相対的な補足になる。
しかし、チームがプレーオフ出場権を争うことはないということがウィームズの失望を和らげることはほとんどない。


先週、休止となった時、サンタクルーズは、21勝21敗でウェスタンカンファレンスの7位で、6位のスーフォールズに1ゲーム差に付けていた。

ポストシーズンに進出することでGリーグでの5か月のシーズンで獲得した35,000ドルをはるかに超えるものを手にするチャンスがプレイヤー達を元気づける。

 

[Juan Toscano-Anderson with 24 Points vs. Northern Arizona Suns]

 

もはやそれが不可能であるが、ウィームズは、少なくとも1人のプレイヤーがビッグ・クラブとの契約の踏み台としてサンタクルーズを利用したことを知っているので、慰めになっている。

2018年10月のオープン・トライアウトからサンタクルーズのロスターを切り開いたフォワードのホアン・トスカーノ・アンダーソンは、トレード・デッドラインで、ゴールデンステイトとのシーズン残りの契約を結んだあと、13試合で平均5.3P-4R-2A-1Sを記録した。

[参:トスカーノ・アンダーソン、オープン・トライアウトがキャリアを変えた経緯]

 

それは、次の秋のトレーニングキャンプ・スポットと、長期的なNBAでの役割のチャンスを獲得するには十分だった。
サンタクルーズは、カイ・ボウマンジョーダン・プールアレン・スマイラギッチをアサインすることで今シーズンの重要な性能試験の場でもあった。


3月11日、ユタ・ジャズのセンターのルディ・ゴベアが新型コロナウイルスの検査で陽性となった後、Gリーグがプレーを休止したことをウィームズが知ったとき、トレイルブレイザーズのセンターのユスフ・ヌルキッチの厳しいワークアウトを終えたところだった。

ポートランドにはGリーグ・アフリエイトを持っていないので、彼らは、脚の怪我からのリハビリの仕上げのためにサンタクルーズに送ったのだ。

[参:ウォリアーではないNBA選手がサンタクルーズへ]


現在、カリフォルニアの人々は、コロナウイルスの拡大を抑えるために出来る限り家に滞在することを義務付けられているため、サンタクルーズのプレイヤーはチームの2,505席のアリーナでシュート練習することさえ出来ない。

かなりの数字が国全体に散らばっている。

 

ハイアット・プレイスに滞在することを選択したプレイヤー達は?

ウィームズのスタッフたちは、彼らが健康であることを確認するために、毎日電話やテキストメッセージを送信している。

 

”シーズンを終わらせないとしても、彼らはまだ我々のプログラムの一員だ。

このような状況では、我々全員が団結する必要がある。”

とウィームズは言った。

 

】(情報元:How Santa Cruz Warriors are handling an early end to G League season)

 

お金の件は、NBAの方も厳しい話が出ていましたよね。

毎月1日と15日にサラリーを受けるNBA選手は4月1日までは支払われるけど、4月15日について保証がないと。

 

ヌルキッチのサンタクルーズとのスクリメージは終えていたのですね。

完了したのはよかったけど、ブレイザーズはプレーオフ進出ラインの下にいたので、これでレギュラーが中止になったら残念だ。

 

今回のウイルス拡大は、Gリーグの選手達のNBA昇格を狙っているチャンスまでも奪っているのですね...

ホテルの部屋に閉じこもっているGリーグの選手達には、NBA選手の持っているような豪邸にも住んでいないし、庭にコートがあるわけでもない。

シーズン再開は不明だけれど、なんとか個人トレーニングだけでも出来るようになるといいなと思います。

 

感染した最初のNBA選手、ルディ・ゴベアがツイート...

”みんなに最新情報を与えると、匂いと味覚を失うことは間違いなく症状の1つで、最近の4日間、何かの匂いを感じることが出来ないでいる。

同じことを経験している人はいる?”

普通の風邪でも熱が出れば味が薄く感じることはあるようだけど、コロナの場合、発熱しなくても味と匂いが感じなくなるのかな...

どのくらいでそれが回復するかも後のために報告してくれるとありがたい。

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おまけ:

サンタクルーズでの暮らしが長かった元ウォリアー、デイミアン・ジョーンズがこんなインスタを投稿していました。

ぶれてるので、ご興味のある方は彼のインスタをご覧ください。

黒いマスクしているデミジョン...実は部屋で縄跳び。

image

ビデオをツイートしてくれている人もいたので埋めておきます。

お、外出たらだめだから、自宅でワークアウトしよう

ということを伝えたかったのでしょうけど...

この投稿に、

元ウォリアーのアンドレ・イグダーラがツッコミ入れていますw

”なんで部屋のなかでマスクしてるの?

外に出る時にマスクしていないのに。”

image

デミジョン...

”注意してなかった”って言っています。

オイオイ笑あせるたのむよ、NBA選手!むかっ

トスカーノ・アンダーソンも笑い泣きで反応していました。

...汗

デミジョンが外を出歩くことはなさそうなので、安心ですが。

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NBAを語る英語がなかなか上手に訳せないけど、”愛情”持って頑張ります!
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