― ゴールデンステイト・ウォリアーズの来シーズンのウイングポジションには、アンドリュー・ウィギンスと他に誰をロスターに載せるのか ―

***
いつも読んでくださりありがとうございます(・・)/
東京五輪は、延期の可能性が高そうですね...

最も多額のスポンサーを持つアメリカの主張は影響が大きいだろうな...

健康面だけを考えると、新型コロナウイルスのワクチンが市場に出回ったときに開催される五輪の方が安全ではあるけれど、様々なお金の流れや損失が一番妥協できる形へ持っていくのだと想像します。
バスケットボールだけを書けば、NBAのシーズン再開と方針によっては五輪と重なって、NBA選手がいないバスケットボールゲームになった場合、あの高額な決勝のチケットを当てた方にしたら、残念極まりないだろうな。

さて、

ウォリアーズの今後について各ベイエリアの記者たちから様々な記事が出ているので、重なる部分も多いですが、順次読んで行こうと思っています。

そして、忙しくて途中になっている感動的なコラムも投稿も仕上げていこうかなと。

***
『ウォリアーズの状況、Part1:

ウイング ー アンドリュー・ウィギンスと他に誰が?』
”State of the Warriors, Part 1: The wings — Andrew Wiggins and who else?”
(現地2020/3/20)
【サンフランシスコ発―

ウォリアーズは、昨年9月、ハードキャップによる14人のロスターには、わずか3人のスモール・フォワードでトレーニングキャンプに入った:

アルフォンゾ・マッキニー(Alfonzo McKinnie)、グレン・ロビンソンIII(Glenn Robinson)、アレック・バークス(Alec Burks)だ。

 

しかしキャンプ開始直後に、彼らの最高のセンター二人(ルーニーとコーリースタイン)が負傷したことで、マーキース・クリスが求められるようになった。

クリスとサインするためには、誰かをカットしなければならなかった。

それがマッキニーだった。

開幕の夜、それはウォリアーズにスモール・フォワードを2人だけ残した。
二人とも使い捨ての1年ミニマム契約だった。

ロビンソンとバークスは、層の薄いロスターで十分な耐久性と生産性を持ち合わせていて1試合で合わせて60分をプレーしたが、デッドラインでマイナーなトレード資産と見なされていた。

予想通り、ウォリアーズは、二人をパッケージし、3つの2巡目指名権の代わりにフィラデルフィアへ送った。


その通り。

昨シーズンの最後から、ウォリアーズのスモール・フォワード・スポットは、間違いなく史上最高のペア(ケビン・デュラントとバックアップのアンドレ・イグダーラ)から短期間のジャーニーマントリオへと変化し、短期間では何もなかった。

 

しかし、バークスとロビンソンが去って12時間後に、ウォリアーズはディアンジェロ・ラッセルをミネソタへトレードし、アンドリュー・ウィギンスを受け取ることで引き金を引いた。
ウィギンスは、ロスターにバランスを取り戻すのに必要だった。

ウォリアーズの3つのポジション(ウィング、ガード、ビッグマン)の構成の1つのウィングスポットには、ウィギンス、クレイ・トンプソンが最も重要な名前だ。

 
現代のNBAにおいては、ポジションの境界線はぼやけている。
トンプソンはガードであり、フォワードではないが、ウイングという会話においては非常に重要だ。
トンプソンのACL断裂の前のNBAファイナルに話を戻すと、デュラントはそのシリーズの12分間を除く全てを逃した。
年老いたイグダーラのバージョンが、デュラントの代わりになった。
しかしそのイグダーラでは、若いイグダーラがレブロン・ジェームズにしたようにカワイ・レナードを何度もしつこく追いかけまわすことが出来なかった。
 


そのため、実際にカワイに対する主要なディフェンダーとして長いシフトを取ったのはトンプソンであり、彼はかなりうまく抑えた。

レナードは、力ずくで1試合28ポイントしたが、多量のターンオーバー(シリーズ合計18)、やや非効率なシューティング(FG43%)となった。

シーズンの決定的な夜、第6戦で、トンプソンは膝の怪我が全てを変える前までは実際に彼を上回っていた。

 

 

トンプソンがそのレベルに戻るのか疑問に思うのは偏りのない質問だ。

かつて彼は最高だった。

今は、彼は30歳の年齢よりも劣るレベルにある。

彼は、修復された膝に適応し、新しいシーズンが始まる10月(もしくはCOVID-19のパンデミックが開幕を遅らせる場合はもっと先)に、16か月間のNBA休止期間から錆を振り落とすだろう。

 

彼が膝のブレースを着けるかどうかに関係なく、来シーズン開幕がいつであっても、トンプソンは、彼が去ったときよりも広範囲のディフェンスの役割に戻るだろう。

過去において、彼らのウィング、ハリソン・バーンズ、イグダーラ、デュラント、ショーン・リビングストンのおかげで、トンプソンは対戦チームの最高のガードを心配するだけでよかった。

トンプソンはバックコートのスコアラーが危険な方をガードして、ステフィン・カリーを他の方にシフトしていた。

 

 
トンプソンの最も過酷な任務の多くは同じままだろう。
彼は、以前と同じように、ガードのダミアン・リラード(PG:Damian Lillard)、ブラッドリー・ビール(SG:Bradley Beal)、ジェームズ・ハーデン(SG:James Harden)、ケンバ・ウォーカー(PG:Kemba Walker)をガードするだろう。
しかし、特定のマッチアップにおいて、トンプソンは、自分よりもサイズの大きなスコアリングウイングをチェックするように頻繁に求められる。
ウォリアーズがクリッパーズのレナードとポール・ジョージのデュオに対してオープンになった場合、トンプソンは一人に、ウイギンスはもう片方に付くだろう。

 

 

これはおそらく、ウォリアーズの将来のペリメータ・ディフェンスを描く最も簡単な方法だ。

ウイギンスとトンプソンはタグ・チームになる。

対クリッパーズでは、彼らはジョージとレナードをそれぞれに、カリーをパトリック・ビバリーに付ける。

対ブレイザーズでは、リラードとCJマッカラムをそれぞれに、カリーをトレバー・アリーザ、またはウイングでプレーしている人に付ける。

対ロケッツでは、ウイギンスとトンプソンは、ハーデンとラッセル・ウェストブルック(PG)をどちらかにして、カリーをダニュエル・ハウスか他の誰かに付けるだろう。

対レイカーズでは、彼らは二人ともレブロンに対する機会があるだろうが、ウイギンスがその任務で先発し、おそらくその大部分を引き受けるだろう。


ウィギンスとトンプソンの背後には、未知の選手がいる。

2020-21シーズンのロスター候補の中で、シーズンの170万ドルのうち、60万ドルが保証されているダミオン・リー(SG:Damion Lee)が最も堅実だ。

image

リーは、安定したベテランだ。

オフ・ザ・ボールで上手く動いてウォリアーズ・ブランドのオフェンシブ・バスケットボールをプレーし、ディフェンス面では、ハッスルし、そのサイズの割にリバウンドをうまく獲得する。

トンプソンの1番目のバックアップとして、リーを一時的な計画に入れることが出来る。

 

マイカル・モルダー(SG:Mychal Mulder)は、そのスロットのリーに迫る可能性がある。

 

ウォリアーズは先月10日契約でモルダーとサインしたとき、スティーブ・カーは彼が誰であるかを知らなかった。

しかし、モルダーは、5試合で16本のスリーポインターを成功させ、十分な運動能力と耐久性のコンボをフラッシュして、2度目の10日契約ではなく、無保証の複数年契約を獲得した。

スタッフとフロントオフィスは本当に彼を気に入っている。

彼は、ディフェンスをどのように向上させるかによって、長期的に留まるチャンスがある。

2月の勝利でデビン・ブッカーをきちんとガードしたことは、ほとんど十分なサンプルではない。


モルダーの将来、そして、制御可能な無保証複数年契約をしているホアン・トスカーノ・アンダーソンの将来は、この夏にウォリアーズが追加できるものによって決定するかもしれない。

彼らがウイングの助けを求めて懸命に探すだろうと思う人もいるだろう。

最も深くした層のポジションで、今のウォリアーズは最も弱い。

 

12月、エリック・パスカルがその穴を埋める手助けをするという希望があった。

しかし、カーは、シーズン中盤の大部分でドレイモンド・グリーンのそばで先発スモールフォワードとして試したが、うまく機能しなかった。

パスカルは、何人かの重要なウイングをガードすることが出来るが、彼は現代のパワーフォワードで、来シーズンはドレイモンドの後ろでバックアップの役割にスライドするのが最もスムーズだろう。

(おそらくグリーンの出ないゲームで先発する可能性はある)


ドラフトはおそらく助けにならない。

ジェームズ・ワイズマン(最近ではメンフィス)はセンターで、彼の周囲で予想されるロッタリー候補のほとんどはガード選手だ。

ジョージアのアンソニー・エドワーズは、カード/ウィングのコンボだが、ウォリアーズからはあまり熱心ではない感覚を受ける。

そして、ウィギンスを獲得して以来、ウィングにドラフト権を使用する必要性は減少している。

利用可能な最高のプレイヤーは、必要なポジションに勝る。

 

そのため、以前約600万ドルと予想されていたタックスペイヤー・ミッド・レベル例外を使用して、ウォリアーズはふるいに掛けられたベテランのウイングをフリーエージェンシーで探す可能性が高くなるが、現在の休止によるリーグの財政的打撃により、価格が低下する可能性がある。


その価格で手に入れることが出来る選手の名前を列挙する:

モー・ハークレス(Moe Harkles):

 クリッパーズのためにシーズンを始めたが、ニックスにトレードされた。

ジェイ・クラウダー(Jae Crowder):

 現在ヒートに在籍しているが、NBAを渡ることには慣れていて、どこへ行っても助けになる鼻っ柱の強いベンチプレイヤー。

ジョシュ・ジャクソン(Josh Jackson):

 現グリズリーズ、彼らが最近のドラフト4位でのリスクを取りたいのなら。

マイケル・キッド・ギルクリスト(Michael Kidd-Gilchris):

 現マーベリックス、ブロックショット以外で高いディフェンス力を持つ、彼らが開拓プロジェクトに参加しているなら。

マービン・ウィリアムズ(Marvin Williams,):

 現バックス、もう一人の頑丈なベテラン。


他に、最も興味深い名前がある。

image

グレン・ロビンソンIIIがそのうちの一人だ。

76ersが2週間前にサンフランシスコにいたとき、私(記者)は彼と少し話した。

彼は今年の夏に帰還することを除外するつもりはない。

しかし、ウォリアーズが、ここでキャリアを続けるためにディスカウントしてホームタウンにしたいという彼の願望を切り捨て、シーズン中盤に税金を減らすためにロビンソンを放出したことは明らかだ。

加えて、以前のロビンソンの先発スポットは、ウィギンスによって埋められた。

ロビンソンは、自分が見つけることのできる最高の契約を探している。

 

 

アレック・バークスも良い時期に去った。

現在契約中の他のウイング(JJレディック、テレンス・ロス、サディウス・ヤング)は、1,720万ドルのイグダーラのトレード例外を使用して取引に適合することが可能だ。

しかし、それは広大なリーグ全体の未知の時点で、様々なモチベーションを持つ他の球団に依存している。

 

私たちが知っていること:

ウィギンスは、ウォリアーズのウイング・ポジションを安定させた。

状況やトレードの機会は、計画を変更する可能性があるが、今のところ、彼らは次の数シーズンで80試合をベースにかなりの生産的な試合平均32分程を彼に与える見込みだ。

彼らは、彼のバックアップを埋める安価なツールを使用している間は、そのポジションに重要な礎がある。

 

】(情報元:State of the Warriors, Part 1: The wings — Andrew Wiggins and who else?)

 

そう...イグダーラは戻らないかぁ...

/*** Thanks for your visit ****
ここまで読んでくださりありがとうございます!
NBAやバスケットボールに興味のない方にも知ってもらえたら嬉しいです。
NBAを語る英語がなかなか上手に訳せないけど、”愛情”持って頑張ります!
頂いたコメントは内容によって掲載しない場合があります。
また、ブログ内に埋め込んだTwitterやInstagram,Youtubeは、
そのアカウントや記事が削除されるとページ内に空白に表示されますがご了承ください。
(キャサリン)DubNation!
http://ameblo.jp/caco34/
***************************/