『頑張ってるね』

と、よく言われていた


へ〜。。

そう見えるのか〜(⁠ㆁ⁠ω⁠ㆁ⁠)


頑張っているように見えるのは

のめり込んで

色々と弾いているからかな?

と、思っている。


あなた熱心だね!

という感じでしょうか(⁠◡⁠ ⁠ω⁠ ⁠◡⁠)


さて。

どう見えているかはさて置き。


ピアノを弾くことを

頑張っているのではなく


のめり込み体質で

体力もエネルギー量も多い

と言われる私が


対象物を

個々に意思がある

人に向けると

碌なことにならないであろう。


というそんな感覚から


のめり込まないように

長い年月ブレーキをかけるという


ご遠慮癖がついていた


夢中にならないように

、、、頑張って

自分の中の熱波を

抑えていた


エネルギーを抑えることを

頑張っていたという(T_T)


大変な労力だったな。

お疲れ様でした(笑)

 

✾✾✾✾✾


抑え癖。

冷静な人風を装う。。


意味のない装い。

エネルギーの無駄な分配。

エントロピー。


それにハッと気づかされたのは

今年年頭のコンサート準備での

夏よりは怖くなかった。と書いていた


デュオアンサンブルの先生の

『抑えるな』

『思いきって一步踏み出す』

という言葉。


『そこらへんを歩くときは、

エネルギー全開だと変な人だけどさ。

演奏で抑える必要ないでしょ?


何かを抑えているツモリもなく

抑制している自覚すらなかった。。

むしろ出してる感覚でいたよね(笑)


エネルギーを向けられる存在に

ピアノや音楽に

のめり込んでもいいのよね。 

存分に、と

急に思えてきた。


抑えているものを外すときは

ちょっと躊躇う。


そして少し怖い。


✾✾✾✾✾


何を頑張っちゃっているのか。

よくない頑張りというヤツ

適切な努力とはベツのもの


思い込みフィルターに

風穴を開けることは

面白い


最近は

『頑張っているね』から


『楽しそう』

『すごく音が変わった!

頑張ると結果に結びつくのね』に

何かの結果が出たのか??

いつの間にか変化していた。。。


やっていることは

以前と全く変わらないのだけれど


長らく

緊張感のある人前での演奏で

さらされ続けてきた経験で


宝物の失敗と、試行錯誤の積み重ね。

プロと一緒に弾くことで

己の音色や発音の雑さにも

拍感とアーティキュレーションの

微妙なる不自然さにも

耳から気づいてゆく


以前より

判ること&できることが

増えたというだけ


楽譜内の

複雑な情報処理も

年々速くなり 


そこに遠慮癖を外したことで

加速度が付き

実際の音にも現れてきた

というソレだけのこと 



それが結果といえば結果

、、、なのかもしれない。


生徒の音も少しずつ

変わってきている(⁠◡⁠ ⁠ω⁠ ⁠◡⁠) 


中学生の

この夏の伴奏オーディション

通過率、十割。。


コレが実は

一番嬉しい変化だったりする。