曲の冒頭で悩む。

楽章と楽章のつなぎ目とか。。。
全体像が見えてくるまで。


ブラームスop.100
弦のespressivo(表情豊かに)
ピアノのdolce(甘く優しく)
三楽章の冒頭。

そして後に続くピアノのespressivoに
なかなか感覚がハマらず。
う〜ん、、、なんかな〜。
何か違う。。
また始まった。いつものこと♪


楽譜→内面感覚(感情)→呼吸
→身体・指→楽器→音。
楽譜→指では大切な工程をかなり欠いてしまう(T_T)

出ました。
内面感覚(Image)から音へ♪
音で現せていないと伝わらない。
という。。。

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先日のレッスンにて
突如、視界が開けてきました。

開けた言葉の鍵は
密度
はまった鍵穴は
程度

、、、ブラームスのespressivo。
深く内面から滲みでるもの。

北ドイツ特有のespressivoだと、先日のコンサートのプログラムノートにありました。


楽譜三楽章冒頭
ピアノの和声はdolceでと。
dolceの密度。
甘い響きの密度。

音のバランスはレシピ。
たった1音、
バランスが変わると別物になる。



また、聴講(二楽章)も含めた
特別レッスンの濃い3時間
鍵穴を確実なものに。


事前に連絡し合い
3人で聴講し合えたのが良かった!
楽しかった。。。


脳内フル稼働。
皆、抜け殻(笑)

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楽譜を読みながら
音にしてゆく過程で
運指やタッチ等の技術・理論だけでなく


その場所の風景写真や
その時代の絵などを見たり。

感情、香り、
色合いや質感、空気感、
温度感を混ぜ合わせて
自らの感覚を存分に刺激し


『言葉にすることなく』
曲とマッチするまで
脳内で浮遊させたまま
自由に泳がせてみる。



本番が近くなり
切羽詰まると、、、


唐突に何かが降ってくる。


パズルのピースがハマるように
諸々の切れ端がつながり
その後に、怒涛の如く
イメージが押し寄せてくる。

→→→→弾く。


このパターンを辿るのが、
一つの本番へ向けての
私にとっての傾向
になっているらしい。


曲の感情とキャラクタを
そのまま降ろす感覚。
あまり言語化はしない。。。

(レッスンでは言語化する。言葉は必須だから。言葉を使いお互いに探り出す感覚も、大好きです♡)


ブログでも
思いつくままの浮遊感で
書いているときがある、、、(^_^;)

写真では、、、建物やお花が、特に好きです。

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さてさて
今回のdolce、espressivoと関連して
少し別方向から書いてみます。


先日のレッスン帰りに
甘いものが欲しくて(dolce)
ザッハトルテを買いました。
デパ地下最高♡(笑)


美味幸せ


チョコレートに
密度がありました♪
dolceの密度。
ドルチェ(意・甘いスイーツ)。


質感ぎっしりの
密度あるドルチェに
美味しさ&幸せを
深く心に感じてかみしめ
滲みでた表情はespressivo。


Adur(イ長調)の和音
dolceの密度。
幸福感。

ブラームスの
充実した時期に書かれたop.100
恋人との甘い記憶に
内面深く感じるもの。


恋の甘い記憶と
甘いもの食べた感覚を
混ぜ合わせるのもどうか、、、
とは、思うけれども(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

あの甘い感覚は
幸せ。よね。
&少し切ない感じもする。



眉間にシワ寄せて
必死の形相、、にはならないよね。
弾くのが難しくても(^_^;)

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家族には、パイのお土産。
栗🌰好き一家なので
マロンパイ。にしました。


espressivoエスプレッシーヴォは
それぞれに違いましたが(笑)
嬉しかった模様。

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週明けは
古典派ハイドンのトリオへ。

ピアノで聴覚と触覚も研ぎ澄ませ、、、
られるといい。