今月5日発売となりました柴田書店さん発行の
『caf'e sweets』(vol.134)にて、当店をご紹介していただきました。

今回は"小さなパン屋の開業マニュアル"という括りの中で、全国10店舗(内、新潟からは当店を含め2店舗)の内の一店舗としてご紹介していただきました。

『cafe sweets』は製菓製パン、カフェなどに関する内容を主とした専門誌であり、業界ではとても有名な著書です。

国内外の大会やコンクールで活躍された事のある著名人や、製菓製パン業界では知らない人はいないというほどの方達を取り上げてご紹介している、大変有名な専門誌です。


私自身、開業するにあたり、独立を意識し始めた頃から"教材"として一番よく目を通していた著書であり、多くの著名人を知る事の出来たキッカケにもなった『cafe sweets』に掲載されるという事は、憧れにすら感じていたほどです。


2月に既に撮影を終え、発売される約1ヶ月半経ったいまでも、取材の為に声を掛けていただいた事が半ば信じられていない状態です。


話は少し逸れますが、普通であれば開業するまでの経緯として、年単位での期間、何店舗か修行としてそこで働き、技術・知識・経験を重ねながら、先輩職人との人脈を育てていくのが一般的かと思うのですが、私はデニッシュ食パンの専門店としてオープニングスタッフとして働いての開業だったため、他店での修行経験はなく、同時に、同業者である先輩職人との人脈もない形でのスタートとなりました。


その為、『cafe sweets』をはじめ、『bakery book』(同・柴田書店さん発行)といった著書などで独学する方法しかありませんでしたが、同じように独学で開業された方がいる事を知る事が出来、それは修行経験が全くない自分にとっては非常に励ましとなりました。


開業前は、本に掲載されている写真から機材や食材、生地の状態から職人さんの手の型などを読み取り、レシピが掲載されてあっても無くとも、自分が気になったもの・作ってみたいと思ったものは先ず作ってみる。

それが自身の修行という形でした。

今現在も、専門誌は勿論ですが、競合店をはじめ、和洋食店、和洋菓子店、あるいは土産物店、物産展などをまわり、自身と店に役立つ知識・技術・情報などを仕入れて役立てています。


経験乏しい無名の若輩者が開業するだけでも無謀ともいえる開業であり、競合店と競うにはあまりにも不利な立場ではありますが、地元の方達の支援もあり、少しずつですが前進している様な感じがします。
不安材料はたくさんあり、それは何時もついて回る事ですが…


今回、柴田書店さんより声を掛けていただいた事で改めて身が引き締まる思いです。
真冬ともいえる2月、遠方より編集長自らお忙しい時間の中、ご来店下さいました。
お礼申し上げます。
デュラム小麦100%のバゲットです。

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当店で日替わりにてお出ししている月・水・金限定のバゲット・トラディショナルと、火・土・日限定のソフトフランスと同様、生地はバシナージュ法で作り上げています。

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こちらは毎日の定番となり、サンドとしてもお出しさせていただいております。


焼き上がりはお昼頃。
サンドは13時前後に店頭に並びます。



歯切れのよい軽い食感ですが、クラムはほどよいモチモチ感を楽しめます。

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前職場から共に働き、今のこのお店を立ち上げる際に前職場からの引き抜きで長い間働いてくれた学生アルバイトの子が、今日限りで退職という事で、今日、最後の挨拶に来てくれました。


4月より教職員になるべく、新潟を離れ、地元・富山県に帰るそうです。

販売を主に担当していただいておりましたが、接客・販売業務などは勿論、忙しい時には工場の補助的作業も手早く、そしてそつなくこなしてくれた、とても優秀で貴重な戦力となっていた子でした。


寂しいですが、製パンとは全く違う新しい道での再出発。
彼女ならきっと頑張ってくれると信じています。
開業当初、タピオカ粉を加えた生地から作っていたのをやめ、現在新たに別の生地で作っている"よもぎあんパン"

新潟の銘菓、笹団子をイメージして作りました。

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