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人は、時として阿修羅と化す。
大魔神だって、普段は、埴輪ですけど怒ると凄い形相に。

本当の優しさを持つ人は、物凄く厳しく、恐いと誤解されやすい。
理不尽、人の道に反する事に対して無関心が、寧ろ恐い。

究極の愛の表現をしっかり瞳を通して肝っ玉に焼き付けに桜木町へ。

夕方午後6時過ぎ、通勤の乗降客で賑う駅の階段の出口付近。

金髪の初老の紳士が段差に腰掛け、朗々と語り続ける。
こちらは、ポカー(〟-_・)ン?と
 『誰に向かって話しているのだろう?』
気にしつつ通過。

この紳士、とにかく凄い。帰リ道、同じ処を通ると、まだ話を続けていた。

時計の針は、午後11時。
『何時間喋っているんだ!』
聞いた話では、午後2時頃も話していたとの事。

今日も、人の目には、映っていない観客に語りかけているのだろうか。

平日の静かなる街並み(週末になると場外馬券場あるので賑っております)を抜け、劇場に到着。

入口付近には、既に大人倶楽部の面々が。
『皆さん(;´д`)ゞ アチィー!!でござるよ。』

ライブ開始に間に合いました。

内容につきましては、あの場所で同じ空気に触れ、同じ時を過ごした者にしか感じられない。

言葉をいくら紡いだところで、静寂の中で繰り広げらる数々のドキュメントを目の当たりにすると全て陳腐化してしまう。

通常大人の劇場に来場する観客の99%の視線の先は女人の若肌。
年月を重ねてきた高齢の方々も同様。

次第に表情が柔和になり天真爛漫の無防備状態。
それほど女人の若肌が繰り出すオーラは秀逸。

アッシもその世界にのめりこもうとしたら、隣のおっちゃんの野暮な携帯の発信音。

淡々と流れるピアノソロ。シンクロする女人の心の奥底から零れ落ちる、嗚咽。

そのアンサンブルに浸りながら、マインドトリップしていたのに、
『ぶち壊しヤンケワレ~~』
と心で叫びながら、再び精神集中。

今回のライブは前回とは少し異なり、恐い程、沈着冷静に褐色の縄を柔肌に織り成して行く。

その光景は、透き通った無垢の生地に様々な文様を生み出す匠の技。

全てをさらけ出した肉体と縄とのコラボレーション。

豊満な乳房、そそり立つ乳頭。くびれた腰、温かみある臀部。
縄を絡め淡く淫靡な照明に照らされ神々しさが増す。

途中、飛び入りのハプニング発生。1点集中から視界が増える。

通常、人が増える事で、スタミナも倍になり疲労度が増すところ
むしろ逆。
パワーとスピードがアップ、顔に厳しさが増して、
ほんの一瞬でしたが、恐ろしい形相に。

『般若、それとも阿修羅か?』
普段柔和な、お顔しか拝見していないので、背筋に言い知れぬ
悪寒が走り抜け暫く身動きがとれない。

怒りの次元が、もっと上にあって目に見えない力と対決を。

前回のライブは、涙で感情。
今回はライブは、悪寒で感情。

己の心が新たな別の世界に深くのめりこむことが出来き
嬉しく思っております。

常に、怒りを全面の押し出す者より、ここぞという時に、ちらりと覗かせた怒りは、身動き出来ないほど恐い。

常に真剣に物事に取り組む姿勢が大事ではないかと。

良い加減が、どうでもいいようになってしまうと阿修羅が登場しますのでくれぐれもご用心を<(_ _)>。