ようこそ、売れるしくみ構築士@カカトコリのブログへ
◆ 初対面の人と仲良くなるコツ
前々回の続きです。
先に言っておきますが、全員と仲良くなれるわけではありません。
しかし、仲良くなったほうが、お互いのためであることは、経験上間違いありません。
なぜなら、嫌いな人からは買わないし、その人が買わない場合の次のステップに進むことも無いからです。
仲良くなる方法としては、お互いに共通項があれば、それだけで仲良くなれるという親和の法則が有名ですが、それは、ある程度の雑談が進んでからの話し。
最初の3秒で仲良くなるには、時間が短すぎます。
また、初対面の瞬間は、人間も動物の一種ですから、防衛本能が働き、バリアがあります。
特に、心理的なバリアがありますから、そこをクリアしなければ、心を開いてくれません。
つまり、本音で話してもらえることができません。
本音で話してもらうには、こちらも、本音で接するしかないのです。
具体的な本音を先に出してしまうという事ですね。
いくつかの私が実践した事例を紹介しましょう。
群馬県のクライアントさんを初訪問した時の事です。
事務所は二階にあるのですが、一階を観察すると、四輪駆動のジープと明らかに狩猟ようの犬がいました。
事務所に入り挨拶の言葉は
「こんにちは 林田商会です、すごく立派な犬がいるんですね。社長かどなたかが、ハンティングが好きなんですか?」
たったこれだけ。
静岡は浜松のクライアントさん
「社長はモトクロスをされるんですか?」
福岡のクライアントさん
「さすがに社長は勉強熱心ですね。中村天風先生は素晴らしいですよね(と応接室の書庫を見ながら)」
新潟のクライアントさんでは
「素晴らしい経営理念ですね。やはり、社長の体験からですか?」
気が付きました?
まずは、相手の方の興味のありそうなものを話題としてネタにするのです。
名刺交換はあとでも先でも構いませんが、具体的な訪問目的や、商談は後回し。
まずは、アイスブレイクして、オープンハートな状態になってもらう事。
つまり、心理的なバリアを取っ払うために、相手の得意な分野をネタにした雑談から入っていくのです。
逆に考えてみて下さい。
自分の趣味や興味のある事、企業理念や経営方針などの価値観が反映されているものを話題にされて嫌な気分になる人はほとんどいません。
そして、自分の価値観が投影されているものを話題にするということは「あなたの存在を承認しています」というメッセージが伝わるのです。
もっと解りやすく言えば、あなたの存在は素晴らしいとほめているのと同じ効果があるのです。
基本的に、中小企業の経営者の場合、事務所やその周辺(車庫や物置や倉庫の隅っこ)に経営者の趣味の道具、ゴルフバッグや釣り道具などを置いているものです。
社長室なんか、そういう意味ではネタの宝庫。
書庫やカレンダー、机の上の置物など、いろんなネタがありますので、それらを話題にすると良いでしょう。
なぁ~んにも、ネタが無い時はどうするのか?
簡単じゃないですか。
「整理整頓が行き届いた、素晴らしい事務所ですね」と言えば良いんですから(笑
本日もお読みいただきありがとうございます
この記事は参考になりましたでしょうか?
このブログを「お気に入り」に登録しておくと便利ですよ
ビジネスヒント満載のメルマガ「The カカトコリ」
無料登録は今すぐこちらをクリックして下さい
⇒ http://www.cacatokori.net/thecacatokori.html
セミナーのご依頼はこちらからどうぞ
⇒ http://www.cacatokori.net/lecture/
=====
最新のセミナー情報はこちらからどうぞ
⇒ http://cacasemi.com/oky/