畳上の水練 | カカトコリブログ

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◆ 畳上の水練


「何度言えば、解るんじゃ。この前も言うた!」


思わず、部下を怒鳴ったことないですか?


部下は教育だけでは動けません。


ちゃんとできるところまで訓練して初めて身につくのです。


なのに、言っただけでできると思っていたら、大違い。


たしかに、リーダーであるあなたはできるのでしょう。


しかし、それはちゃんと教育と訓練を積み重ねてきたからじ
ゃないんですか?


言っただけでなんでもできるのなら、自動車学校は要りませ
ん。


実地にできるように指導するのが自動車学校ですよね。


自動車学校と言えば、最初に教官から質問されたことは無免
許運転の有無。


マジで驚きました。


高校時代に免許は取ったんですが、無免許運転なんかしたこ
とないから。


なぜ、教官はそんな質問をしたのでしょうか?


本来、無免許運転は違法だし、違法だからこそ学びに通って
いるのに。


思うに、その人の技量がどのくらいかを把握し、その後の指
導にその情報を活かそうとしたんだと思うんです。


相手の技量を見極めないと、指導方法も変わりますよね。


こんなふうに考えたらどうでしょう?


何度もいったことができない部下に対して。


「そりゃそうだ。一回や二回教えたくらいで、できるように
 なる優秀な社員ならば うちみたいな会社でなく、もっと
 すごい会社に行くよな。

 うちに来てくれただけ、ありがたいんだから、ちゃんとで
 きるようになるまでは しっかり教育、訓練をしよう。

 せっかく、ご縁があり、一緒に仕事をするんだから、自分
 の手で優秀な社員にしよう。

 人材を人財に変えるのがリーダーの一番の仕事だもんな」
と。


私の師匠はこのことを「400回の刑」と呼んでいます。


教えてもできないのは、教え方に問題があるからだと。


どんな人でも400回も言えば、できるようになる。


「できないには教える側の責任。ちゃんと刑に服するように」
と。


実際の業務を通じ、できるようになるまでちゃんと教えるって
私的には当たり前だと思っています。


会社やリーダーによって「当たり前」のレベルは違います。


自分やチームの「当たり前」のレベルをアップさせるためにも
そのできない社員さんからのありがたいメッセージなのではな
いでしょうか。


指導方法を見直し、うまくいったら、マニュアル化しましょう
という。


本日もお読みいただきありがとうございます


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