ようこそ、集客の鬼カカトコリの「一天地六の法則」へ
◆ 心が痛い
フェイスブックやツイッター、私信メールに直電と多くの方に台風12号のお見舞いを
頂きました。
ご心配いただきありがとうございます。
おかげさまで、無事に過ごしております。
昨日に予定していたセミナーもJRの在来線が動いてないし、参加される方の身の安
全を考慮し中止させていただきました。
おひとりお一人に中止の電話を入れさせていただいたのですが、みなさん協力的で中
には「振替日はいつですか?どうしても参加したいんです」とすっごく嬉しい一言も
しかも、その場ですぐにスケジュールを確認し「良かったぁ、空いてる」と。
「ニュースを見て心配しています。
師匠、大丈夫ですか? 何か、お役にたてることはありますか?」
と、直接電話をしてくれる素晴らしい弟子も。
無茶苦茶嬉しかったです。
「先貢後益」
とセミナーで話すこともあるのです、なかなか実践できない。
わが身より先に、周りの人を心配する。
言葉では理解していても、自省してみてもなかなかできてない。
自分自身が大変な時に、周りの人のためにどれだけ貢献できるか。
同じ経験をすることはできなくてもわが身に置き換えて心中を察する。
もし、自分の身に起こったら?
何が大変で、何をしてくれると嬉しいか?
イマジネーションを膨らませ、できるだけのサポートをする。
ただ、この時、気を付けなければならないことがいくつかある。
根本的な部分としてサポートが必要かどうかの判断。
とはいうものの、ベンツの通報システムのように相手の方が通報できない状態にまで
思いをはせているかどうか。
この話しをする時、必ず思い出すのが、阪神淡路大震災の時の宝塚の消防署長の話し。
細かい点は資料が手元にないので思い出せない。
宝塚のある消防署長も強い揺れを体験し、その後、テレビで情報収集をしていた。
神戸市内の消防署に同期がいる。
心配で電話するも連絡が取れない。
テレビの報道を見る限りにおいては、被災地域のど真ん中。
無事であるはずがない、と直感した宝塚の署長は「訓練」という名目で即座に部隊に
出動を命じる。
県や神戸市、宝塚市の出動要請よりも早く。
だからと言って、気を付けたいのがサポートがお節介になる時もある。
先ほども言ったけど、サポートが必要かどうかは実はすっごく難しい。
東日本大震災でも実際に起こったと聞いているが、遠慮もあり「大丈夫」と答えて
しまうのだ。
ここが、思案のしどころ。気配りのしどころ。
「必要ならいつでもサポートしますよ」と一言添えると同時に、気配り、目配りを
継続的にできるかどうか。
状況は時々刻々と変化する。
状況が変われば、サポートの必要性も変わるし、求められるサポートも変化するの
は、阪神淡路大震災でも東日本大震災でも起こっていること。
たとえば、東日本大震災で今必要なサポートはすぐにやってくる寒さ対策。
日本海側よりは降雪量が少ないとはいうものの、雪も降れば風も舞う。
新内閣になったばかりだが「千年に一度のことに予算を」云々と言った輩が防災担
当大臣をしてるくらいだから、本当に心配である。
長期に亘る避難生活でストレスもたまっていることだろう。
やっとの思いで非難し、防寒対策など考えるゆとりなぞなかったであろう。
霞が関の冷暖房完備のビルに生息し、高級ハイヤーで送迎され、高給をはべる官僚
にはなかなか想像も及ばない世界。
現地を知っている地元代表の文字通り、国民の声を代わりに届けるべき代議士の先
生方がどこまで、その役割を全うできるのか注目したい。
同じように、事の大小にかかわらず、部下が一人でもいる立場にあれば、あなたも
すでに立派なリーダーなのだ。
チームのメンバーに非日常的な出来事があった時、自分がどんな貢献ができるかを
ひごろから意識しておく。
サポートと言ってもいろんなやり方がある。
物資、金銭などを思いつくことが多いだろうし、現実的にはそれももちろん必要。
だが、なんといっても一番うれしいのは、起こった出来事に思いをはせ、心を込め
傾聴することだ。
そのために、心があるのだから。
本日もお読みいただきありがとうございます
=====
【新着情報】
第24回 出版戦略会議
ネット対策からリアル書店まで
ビジネス書の販促に特化した随一のセミナー
DVDの売り上げ、一枚につき500円を日本赤十字社を通じ
東北関東大震災で被災された方に寄付します
⇒ http://cacasemi.com/sht_d/
カカトコリのビジネス書籍販促ノウハウ集
⇒ http://bit.ly/hHFd3R
拙著「一天地六の法則」の一部を無料で「立ち読み」できます
こちらをクリックしてください。中味検索からどうぞ
⇒ http://amzn.to/mmbP30