ようこそ、カカトコリ@林俊之の「一天地六の法則」へ
◆ 勝手に買う
営業の世界では「自分を売る」と言う言葉がある。
言葉通りにとらえたら、かなり違ったお仕事になる方の方がはるかに多いのでは?
「自分を売る」とは、自分自身がどんな人間なのか、特にその人柄を伝えることだと解釈している。
これは、会社と置き換えても、商品と置き換えてもまったく同じ。
まずは、どんな会社なのか、どんな商品なのかを知ってもらうところがスタート。
そして、どんな仕事でもほとんどの仕事でライバルや類似品がある。
数多ある同業者や類似品の中から、自社製品、自社を選んでもらうには何をすべきなのか?
一言で言うなら情報発信に尽きる。
昔は、マスコミ広告がほとんどだったけど、今ならこうしてネット上に無料で使えるメディアやツールがごろごろと転がっている。
とまぁ、ここまでなら他の方も言っていることなのでさらに言えば、膨大な予算とほとんど無料の間のメディアを使うとより一層、差別化できる。
見込み客は実は情報が少なすぎて、購入の際に真剣に比較検討できていないことの方が多いのだ。
そして、自ら調べる努力をしたくないから、安易にどれも同じようなものだから「とりあえず安いので良いや」となってしまう。
そこで、見込み客が本当に必要としているであろう情報をドンドン出せば、「あっ これ欲しかったんだ」ということになる
この状態をわが社では「勝手に買う」と表現している。
特に値段以外の違いがちゃんと伝われば、高くても買っていただける。
簡単に言ってしまえば
「他社よりも三割高く売るにはどうしたらよいか?」
「他の商品よりこっちが高いけど、買ってしまったのはなぜ?」
と考えればよい。
もっとも、そのためにやるべきことは膨大にある。
そして、その膨大さゆえに他社がやらないからこそ、価値がある
そして、勘違いしないでほしいことがある。
起業であれ、新商品であれ「作れば売れるものではない」ということ。
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