やっぱ、週に1〜2回くらいオールがあった方が、冬っぽくていいすな。
Oral anticoagulation: a step toward solving the puzzle of dementia related to atrial fibrillation?
Af患者に抗凝固薬使うと、痴呆が減る、って言うStudyに対し、
Afで抗凝固薬飲んでない人が多いから、教育せな、ってのと、
どんなタイプの痴呆でも効くんか？
じゃあ、その機序は？
などなど考察して行ってる。
ま、、、、
すごい細かあああい所で効いているんでなければ、
Microな血栓による積み重ね、ってのが理にかなってそうだけどね。
スコア低い人は、抗凝固薬なしで見ていいなんて話も、、、
そう考えるとどうなんだろうね？
全例、分け隔てなく、抗凝固薬使う方が良さそうじゃね？
ここから、
今日のJAMAをちょいやっておしまい。
Effect of Oral Capsule– vs Colonoscopy-Delivered Fecal Microbiota Transplantation on Recurrent Clostridium difficile Infection
A Randomized Clinical Trial
💩移植の話。
お笑い的ネタ報告、なんて最初は言われてたのに、こんなに発展するとは、、、。
今や、クロストリジウムの再発防止には、超有効とされてます。
116 patients (mean [SD] age, 58 [19] years; 79 women [68%]), 105 (91%) 。
57名が、カプセル型での経口投与。(嚙み砕いちゃダメよ、、、)
59名が、内視鏡からの投与。
12週後の再発は、
両群ともに、96％で抑制できた。
勿論、非劣勢であった。
QOLに差はなし。
マイナー合併症は、内視鏡でちょい多い。
カプセル経口群で、
全く問題ない、 “not at all unpleasant”
と答える人が多かった。
(66% vs 44%; difference, 22% [95% CI, 3%-40%]; P = .01).
むう。
カプセルに入ってるとはいえ、人様の💩を飲むってのには、
抵抗がいささかあるが、、、、
無駄な内視鏡されるよりはいいのかもね。
そして有効だしね。
カプセル製剤として、保存が効く、、、、ようになれば、、、
もっと広がる治療法じゃけね。
期待しましょう。
Association Between Wait Time and 30-Day Mortality in Adults Undergoing Hip Fracture Surgery
大腿骨頸部骨折のオペなんぞ、1日でも早い方がいいっしょ⁈
ボケも進むし、
筋力は落ちるし、肺炎になるしね。
ほっときゃ、確実にじわじわ死に至りますけん。
レトロっす。
手術までに要した時間(入院〜手術)と、合併症が増え始める時期を調べる。
Exposure Time elapsed from hospital arrival to surgery (in hours).
メインは死亡。
セカンダリで、MI、DVT、PE、肺炎など。
42 230 patientsの頸部骨折。 (mean [SD] age, 80.1 years [10.7], 70.5% women)
30日死亡は、7％。
(むしろ少ない方だと思うくらい、よく死にます)
合併症は、、、、
手術までの時間が24時間を超えると、明らかに増えた。
13 731名づつ のマッチングで、
24時間以内🆚それ以降の手術時期で、
30日死亡は増加していた。
(898 [6.5%] vs 790 [5.8%]; % absolute RD, 0.79; 95% CI, 0.23-1.35)
合併症も、増加していた。
(1680 [12.2%]) vs 1383 [10.1%]; % absolute RD, 2.16; 95% CI, 1.43-2.89).
はーい、その通り‼︎
頸部骨折は、緊急手術なんだよね。海外だと。
でもね、面白いことに、日本じゃ、定時？、順緊急くらいな感じで、
日本で、24時間以内の頸部骨折のオペ患者に出会う、など、
ツチノコ、、、ほどではないが、
空にかかる虹を見るくらいに珍しいけんね。
どこでどう間違えてしまったか、、、日本の医療。。。
頸部骨折患者は、24時間以内にオペせよ、と
学会が言ってくれん限り、変わらんやろな。