何物にも負けないぜえ | 犬好き麻酔科医ブログ

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Feasibility and Safety of Physical Therapy during Continuous Renal Replacement Therapy in the Intensive Care Unit




昨日は、暇Dayで、更新し過ぎました。。。
今日は、ちゃんと仕事できそうな感じ。。


アメニモマケズ、
カゼニモマケズ、
ナニモノニモマケナイ、、、
じゃ無いですが、

鎮静にも負けず、
人工呼吸にも負けず、
CHDFにも負けない、
リハビラーになりたいのだあ、という人のために、、、


早期リハビリは、Icu領域では、結構推奨されてますね?
でも、CRRT中でも、そうなのか?、についてのデータは、少ないっすね。

じゃ、調べましょう、と。

リハビリは、患者個々に応じて行われる。
で、最大運動量も記載される。

出血、位置ずれ、CRRT施行不能、など、15項目が評価。

11名のリハビラーが、268リハビリを、
57名のCRRT患者にした。

最大運動量は、
ベッド上運動 78 (29%)
仰臥位エルゴメトリー 72 (27%)
ベット端座位 80 (30%)
椅子移動 13 (5%)
立位歩行 25 (9%)
だった。

CRRT安全イベントは起こらず。
CRRT以外の安全イベントは、6回発生。 (2.2% )
6回とも、血圧の一過性変動だった。

で、
CRRT中のリハビリは、安全に行える、と。
昔、フィルター寿命が延びるってのもあったが、、、
それはなんでかよくわからんし、やりすぎ感があるが。
こちらは、
安全だ、というシンプルな報告。
でも、移動したり、立位とれんのね!
すげえなあ。
そこまでやるのね。
ナニモノニモマケナイ精神ですなぁ。